膝痛からの ”痛~い” 学び ②

足裏には

ふたつのアーチがあります。

 

土踏まずの縦アーチと

親指から小指にかけての横アーチ

 

お恥ずかしい話ですが

膝痛になって初めて

横アーチの存在を知りました。

 

専門用語では

 

指の付け根にあるMP関節と

足の甲にあるリスフラン関節

 

横アーチは

このふたつの関節に囲まれた

部分をイメージするとよいでしょう。

足指を使わずに歩いているから

横アーチが崩れてしまうのか

 

横アーチが崩れているから

足指を使って歩けないのか

 

専門家ではないので

どちらが先か分かりませんが

卵とひよこの論争と似ていますね。

私の場合

縦アーチの存在は確認できましたので

自分の足に問題はないと

思いこんでいたのです。

ふたつのアーチが正常なら、

当然、ドーム状の土踏まずが形成されています。

 

このドーム状の空間は弾力性に富んでいて

地面からの衝撃を吸収してくれます。

 

そして

膝や股関節などがダメージを受けるのを

防いでくれるのです。

 

 

特に

横アーチが衰えていると

ベタ足になり

親指も小指も踏ん張る力を発揮できないので

足全体が外側に向く傾向が出てきます。

そのまま放置すると

構造的に身体が壊れてしまうので

防御反応が起きます。

 

反作用で膝から上の太ももは

内側に向かおうとします。

 

ちょうど中間点の膝で

雑巾を絞るような

ねじれ現象が起きてしまうのです。

膝から下は外側に

膝から上は内側に

と言う具合に。

 

膝にとっては過酷な状況ですよね

これを何十年と続けているわけですから。

 

個人差はありますが

いずれ膝は

「もう限界だ~」と悲鳴をあげることに。

私が「ある日突然歩けなくなった」と感じたのは

あの瞬間

自分の限界を超えたということなのでしょう。

 

もし私が

人工関節の外科手術を受けて

いっときは歩けるようになったとしても

 

根本原因の歩き方を改善しなければ

 

次は

股関節に、仙腸関節に

 

というように

不具合のドミノ現象が起こる可能性も

否定できないのです。

 

人によって

構造的に弱い部分は異なりますので

私のように初めに膝に来る場合と

 

初めから

股関節や腰に来る方もあるようです。

 

治療院での処置は次のような流れでした。

 

① 足首から下の足湯15分

 

② 膝の周囲に低周波治療

 

③ 足裏に電動バイブレーションをかける

(足から心臓への血流改善のため)

④ 足指回し・足指屈曲

(自宅で朝夕エクササイズ)

 

⑤ 足指と足アーチを守る

ためのテーピング

 

⑥ さらし布の包帯を巻く

(就寝時は外す)

3月から半年間は毎週

その後は隔週と通院を続けました。

 

初期のころは

駅の階段を手すりに支えられて

一段ずつ下りていましたのに

 

終盤には

交互に脚を使っても痛まなくなりました。

 

家の階段もお尻で上がり下りだったんですよ。

10か月近く通院以外は

ほとんど外出せずに家事だけの生活。

 

膝が良くなる頃には

太ももの筋肉が落ちてしまって

さっさと歩けなっていました。

 

それから2年

今は以前の速さで歩けます。

 

「あれっ、今日はちょっと痛みが・・」と

感じた時は

足首と太ももをピタッと密着して

膝を伸ばします。

 

すると

仙骨のあたりに独特の感覚が生まれます。

 

と同時に、あら不思議

痛みが消えているのです。

 

染みついた身体の癖がひょいと出た時に

 

「その姿勢、ちょっとまずいよ」と

 

痛みが教えてくれたのですね。

最近になって時々こんな感覚がやって来ます。

 

「骨盤の真上に上半身がちゃんと乗っている」

 

とても気持ちがいいんですよ。

 

上半身の重さが無くなって、自由で

骨盤の上で ラクチン、ラクチン・・・・・

”痛~い” レッスンに、ありがとう

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る