わたしの半断食レポート

本断食の数年後

半断食を経験しました。

20数年まえのことです。

 

【なぜ半断食を思いついたのだろう】

 

はっきりとは覚えていませんが

道場を主宰する牧内泰道氏の記事を

雑誌で目にしたことがきっかけだったかも。

 

本断食と違って

半分の断食でゆるやかな印象があって

熱海という場所もアクセスが良いし

源泉かけ流しのヒノキのお風呂も魅力的

 

ただひとつのネックは

その費用でした。

 

記憶が薄れていますが

【わ~高い!】

と思ったことは覚えています。

 

【高いから止めとこう】

そう思わなかったのはなぜ?

 

きっとそうさせる何かが

私の背中を押してくれたのでしょう。

 

ハイハイを始めた赤ちゃんは

何にでも興味を示して口に持っていきますね。

 

この頃の私はまさにそんな状態でした。

直感がOKを出すことにはチャレンジしたくて

うずうずしていたようです。

 

断食道場に着いてから

費用設定についての道場側の意図を知りました。

 

【本人がどの位本気で取り組もうとしているか】

 

自分の心と身体に向き合うためには

お金に対する執着を捨ててもよしと思えるかどうか

その本気の度合いを見るためだったらしいです。

 

今は熱海断食道場となっていますが

あの当時は熱海温泉道場という名称

だったと記憶しています。

 

生駒山の静養院の本断食とは

かなりの点で違っていました。

 

① 海(相模灘)を一望できること

② 毎日温泉に入浴できること

③ 設備が整っていて快適

ヒノキがふんだんに使われている

 

④ 心の持ち方についての講義

⑤ ヨガなどのボディワークの指導

 

⑥ マクロビオティックの手当て法の指導

生姜湿布や干葉湯や里芋パスタなど

⑦ マクロビオティック料理の指導

 

⑧ マクロビオティックの大御所の

大森英桜先生による食事の個別指導

 

体質に合わせた食材と調理法

手当て法を教えていただきました。

 

⑨ 終盤に富士山のふもとまでのウォーキング

⑩ 動的な腸の洗浄

 

おおざっぱに眺めるとこんな感じでしょうか。

 

本断食のときは 【静的な断食】

 

半断食のときは 【動的な断食】

 

食事は昼と夕の2回です。

 

◉ 玄米に小豆を入れたご飯

◉ 野菜たっぷりのみそ汁

◉ 直径数センチの小皿に

ひと口サイズのおかずが3~4種類のったもの

◉ たくあんが2切れ (食事の最後に食べること)

 

梅干があったかどうか覚えていませんが

マクロビオティック料理を基本にしているので

朝食に付いていたかも知れません。

 

【ひと口200回噛みなさい】と指導されます。

 

これがなかなか難しい。

 

ある時

意識を集中して【噛む】という行為に専念。

やっと200回に達したとき

最後のご飯らしき存在をゴクリと・・・

 

なんと

茶碗一杯のご飯に1時間もかかったのです。

 

翌朝はあごの筋肉痛。

もう何も噛みたくありません。

 

本断食の最後に【固いものが噛みたい】と

脳が感じたあの経験とは

反対の感覚を味わいました。

 

余談ですが

食べる欲求を抑えたい方は

一度でいいので

徹底的に「噛む」ことに専念してはいかが?

しばらくは口の筋肉が【もう働きたくない】

と言うかも知れませんよ。

 

朝は晴れていれば相模灘が見渡せて

まぶしいほどです。

その光の中で掃除の分担が言い渡されます。

 

今日はヒノキのお風呂掃除

明日は何十畳もある大広間の掃除

翌日はずらりと並んだトイレの掃除

 

お風呂掃除が一番印象に残っています。

なにしろ総ヒノキ造りの畳2畳大の浴槽なんて

私には初めてですから。

 

この体験のお蔭で

【ヒノキの浴槽は欲しいけれど私には無理】

と思いました。

毎日の筋肉トレーニングにはなりますけれどね。

⑧の大森先生の食事指導について少し・・・

 

私の体質は陰陽で見れば、陰なのですが

深部に【古い塩】が溜まっているので

干し椎茸のスープ(陰性)を飲んで

流し出すようにとアドバイスがありました。

古い塩の意味するところは

推測ですが

動物性蛋白質に含まれる塩分らしいです。

 

あの当時【蛋白質が足りないよ~】という

コマーシャルがありましたっけ。

ご飯を控えてもおかずはしっかりと

という食生活でしたので

蛋白質を摂り過ぎていたのかなあ・・・

 

 

 

⑥の手当て法のひとつにごま油の点眼があります。

 

先ず【三年番茶】で洗眼して

スポイトで【ごま油】を目に注します。

 

油を目に入れるなんてとんでもない!

考えたこともない!

私の最初の反応です。

 

でもそこは

好奇心いっぱいのクックーですからね。

 

恐る恐るトライしました。

油がこぼれないように上を向いたまま

できるだけ目を開けた状態をキープ。

 

しばらくすると

目がショボショボして涙があふれてきます。

ドラマを見てひと泣きしたような感じです。

点眼の後しばらくは油がにじんで

文字は読めませんが

30分もするとすっきりとしてきます。

ごま油点眼には後日談がありまして・・・

 

長男がひとりで門司まで日帰りドライブを

した時のこと。

無謀ですよね~。

両目を真っ赤に充血させて帰宅しました。

血の海を見ているような異様な感じ。

 

【もう夜中だからお医者は明日だね】

 

そこで手当て法の出番です。

 

三年番茶で洗眼

ごま油を点眼

 

【こんなひどい状態では気休めかもね】

 

翌朝になってびっくり!

すっかり血の色が消えていたのです。

 

たったひと晩眠っただけで。

 

手当て法の威力を実感。

 

⑨の富士山の麓までのウォーキングについて・・・

【きつかったです】のひと言。

できるだけ水分を絶って、歩け歩けでした。

 

マクロビオティックの考え方は

中庸を目指しているのですが

ややもすると【陽性は良い】となる傾向が見られます。

水分を減らして陽性にシフトということです。

この時の水分不足の状態は

私にとっては【危険だったなあ】

と今は思います。

青息吐息でやっと目的地に近づいたころ

突然視界が開けました。

 

思いがけないことに

目の前に富士山がどっしりと在りました。

【待ってたよ~】とでも言うように・・・

 

思わず立ち止まって深呼吸。

 

すると言葉は聞こえませんでしたが

【励まされたような感覚】に包まれました。

【もう一歩も足が前に出ない】

 

そんな状態だったのに

なぜか急に身体が動き出しました。

 

今思っても不思議な瞬間でしたね。

富士山と言葉を交わしたような・・・

⑩の動的な腸洗浄について

 

長時間ウォーキングをして

充分腸を動かした後

腸内食品のヨーグルゲンを飲みました。

 

しばらくするとお腹がグルグル言い出します。

ヨガのガスだしポーズをしながら

便意が起こるのを待ちます。

 

私は反応なしでしたが

トイレに駆け込んでいる人はいましたね。

 

私の場合

腸内デトックスに関しては

本断食に軍配が上がるかと思います。

 

断食と名がつけば

誰でも【体重 どれ位減ったの?】と

訊きますよね。

 

私は減りませんでした。

なぜって、あの食事の量におかずを少し足せば

私の普段の食事でしたから。

食事に関しては

断食をしている感覚は強くなかったと言えます。

 

熱海のこの体験で得たものは・・・

 

◉マクロビオティックに本格的に出会ったこと。

これをきっかけにマクロビオティック料理を

学び始めましたから。

 

◉道場にあった逆立ち器が気持ちよくて購入しました。

今も毎日一回は世の中を逆さまに眺めています。

 

◉身近にある食材を使って

効果的な手当てができることを知ったこと。

 

インフルエンザの高熱を【大根湯】で下げたり

咳を【蓮根湯】で治したりなど。

そして

目の疲れにはごま油ですよね。

次回は酵素断食についてレポートしますね。

 

【まるで断食オタクみたい】ですって?

 

 

 

 

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