まわり道をして

  • 2015/3/4
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遠い、遠いむかしのお話。

私と上司の

ある日の会話・・・・・

 

≪今の仕事に充実感を感じられないんです≫

 

≪それで、何をやりたいの?≫

 

≪幼児向けの英語の視聴覚教育をやりたいんです≫

 

私の仕事は

フランス語の翻訳業務でした。

時計の特許文献がメインでしたから

無味乾燥な文章のオンパレード。

 

今考えると

辞める理由の内容を思うにつけ

≪なんて青臭いことを!≫と、恥じ入るばかりです。

 

でもその頃の私は

≪ここは私の居場所じゃない。

このままじゃ、私はダメになる≫と感じていたのです。

 

年齢を重ねてみると

潜在意識が

私の心が壊れる前に

メッセージをくれたのだなあと分かります。

 

では、なぜ

この会話に

英語の視聴覚教育が登場したのでしょうか。

 

実は

大学時代の家庭教師の延長で

就職した後も

日曜日には自宅で

ほそぼそと英語を教えていたのです。

 

いわゆる二足のわらじですね。

ほとんどの企業が

それを禁止していることを

ずっと後になってから知ったのです・・・

世間知らずもいいとこですよね。

2年間二足のわらじをはいた結果

 

本業のフランス語の翻訳をしている時よりも

子どもたちに英語を教えている時の方が

≪私は生き生きしているし、楽しい≫

と気づいたのです。

 

そこで冒頭の会話の場面となったわけです。

この会社にとって

大卒の女子を採ったのは

私の入社が初めての試みでした。

 

何十人もの新入社員の中で

女子はわずかふたりだけ。

しかも

もう1人は1年で退職。

 

テストケースともいえる採用なのに

2年足らずで辞めるのは

気が咎めました。

 

直属の上司は

≪部下の管理ができない≫と責められるかも。

尊敬していた上司だけに、もしそうなったら辛いし・・・

 

≪これだから女子学生は採用してもダメなんだ≫と

会社は、女子の大卒の採用に懲りてしまうかも。

 

様々な思いが次々と・・・

 

≪いけない、いけない。また、悪い癖がでてきた≫

≪いい子になろうとしてはダメ!≫

 

Grand Jute!(グラン・ジュテ)

 

思い切って、跳びました!

 

跳び下りてみたら

ワクワクする世界が広がっていました。

 

でも、待てよ。

 

このワクワク感はどこから来るの?

 

自分の居場所じゃないと

感じる所にいたからこそ

今の在り方の素晴らしさに気づけたんだ。

 

2年間もまわり道をしたけれど

無駄じゃなかったんだね。

≪2年間のまわり道のあちこちで出会ったあの人、この人。

いろんな意味で

あなたに

そう、あなたにも

そして、あなたにも、出会えてよかった≫

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