≪お米の星に生まれたよ≫・暗示に守られてきた人生

  • 2015/3/13
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占いに興味がないと言えば嘘になります。

 

私の意識の中での占いの位置は

心に、たまに振りかけるスパイスのようなもの。

 

何か根拠のはっきりしないものに

コントロールされるのが怖いのでしょうね。

 

雑誌の今日の運勢の欄に

何気なく目をやることは、今でもあります。

 

でも

お金を払って観てもらったのは、たった一度。

 

23~24才のころでした。

 

ある夜のこと

 

浅草橋の駅を出て歩き出した私の目に

ぼんやりと灯った行燈のようなものが

飛び込んできました。

 

近づくと

手相占いのおじさんが

小さな机を前にして、ぽつんと座っています。

 

人通りもまばらで

ひとりで歩いていた気軽さもあって

急に≪観てもらおうかな≫と

気持ちが動いたのです。

 

思った途端に

もう椅子に座っていたような感覚を覚えています。

≪あれっ、私、座ってる?≫

 

お年頃ですから

結婚のことなども占ってくれました。

 

≪今、結婚すると

変則的な結婚をすることになります≫

 

≪変則的って、どういう意味ですか≫

 

≪例えば、ものすごく年齢が離れてるとか

複雑な家庭事情を抱えた男性とかですね≫

 

内心、ギクリとしました。

 

現実にはなっていませんでしたが

このまま傍観していると

そうなるかも知れないケースが

脳裏に浮かんだからです。

 

このズバリ事例が

占いを軽く見ていた私の意識の壁に

風穴を空けたのかも知れません。

 

次に言われた言葉が、すとんと胸の奥に落ちたのです。

 

≪あなたは、お米の星に生まれたので

一生、食べることには困らないでしょう≫

 

いつもの私なら

≪まさか~、そんな・・・≫と真に受けなかったはず。

 

不思議ですね。

疑いの気持ちが、これっぽっちもないのです。

それからは

≪お米の星に生まれた≫という感覚が

深く深く浸みこんでいったようです。

 

やがて

 

今の夫と結婚してからも

 

≪私ね、お米の星に生まれたんですって。

だから、一生食べるのに困らないそうよ≫と

繰り返していたように思います。

 

今になって思うのは

夫にとっても

この言葉は

暗示となっていたのかも知れません。

 

なぜって?

 

家計を支えていたのは夫であり

妻の私が食べるのに困らないいうことは

夫も困らないことになるでしょ?

 

≪あなたも無意識のうちに、暗示に守られてきたのよ≫

 

こんなこと、言ったら

見えない世界を信じない夫は

 

≪そんなことまだ信じてるのか?≫と

笑い飛ばすでしょうね。

 

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