え~っ!慢性腎炎が人生の大切なパートナーですって? 

  • 2015/4/19
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≪えっ、それって俺じゃないの?≫と、夫の声が聞こえそう・・・

 

≪もうひとりの大切なパートナーという意味ですよ。

あなたの席はちゃんと確保してあるので、ご心配なく≫

もし慢性腎炎になっていなかったら

私はどんな生き方をしていたのでしょうか。

 

少なくとも

これほど心とカラダの問題に

首を突っ込んだりはしていなかった気がします。

 

発覚したのは23才のときですから

それまでの人生に起きたことはそのまま

変わりようもありません。

 

疫痢で死にかけたこと

リューマチで寝たきりになりかけたこと

ダンスに夢中になったことなど・・・

 

これらの経験は潜在意識には刻まれていても

表面意識ではすでに過去のこと。

 

ところが

慢性腎炎は生涯つきあっていかなければなりません。

過去に葬り去るわけにはいかないのです。

なので

23才を境にして、人生のハンドルを切ることに・・・

 

なにしろ

助手席には常に慢性腎炎が陣取っていましたので

≪どのようにして人工透析のお世話にならずに生きていくか≫

とついつい考えてしまうことが多くなりました。

子どものころずっと思っていました。

≪おうちにいるお母さんになりたい≫と。

 

高校生のある日、お正月だったと記憶しています。

帰宅すると火鉢のそばに母の姿が・・・

 

珍しく渋い着物姿でゆったりとくつろいでいました。

一幅の絵を見ているようで、見とれてしまいました。

 

≪こういうのって、いいなぁ≫と

嬉しさがこみ上げたのを覚えています。

 

一生懸命働いている母を見ていれば

叶わぬ願いだとわかっているので

母に伝えたことはありませんでした。

 

でも内心では

≪お母さんがいつも家にいたらいいな≫と思っていました。

お母さんになるには出産というハードルが待っています。

 

慢性腎炎と聞いただけで≪すぐに中絶しましょう≫と

事もなげに言った医師もいたことは事実です。

 

幸い、誠実で思いやりのある医師に出会えて

≪お母さんになる≫願いは果たせました。

残るは≪おうちにいる≫という願い。

 

子どもたちを相手に、独自の方法で

英語の視聴覚教育をしてみたいという夢がありました。

 

長男が6才になるのを待って、5名の構成メンバーで

自宅レッスンをスタートしました。

 

家にいながらの夢の実現です。

 

花を育てるように子どもの英語の感性を育てる夢・・・

 

ともすると

5名の子どものお母さんになった気分になってしまって

 

≪先生はね・・・≫と言うつもりが

≪お母さんはね・・・≫と言ってしまって、笑われたことも。

 

こうして≪おうちにいる≫という願いもクリア。

慢性腎炎のおかげで

≪おうちにいるお母さん≫が現実になりました。

慢性腎炎がなかったら

 

英語やフランス語を生かして

世界中を旅するような仕事か趣味に

打ち込んでいたかも知れませんね。

 

そして

 

催眠療法に縁することもなく

人生の使命を意識することもなく

物質的な幸せで満足していたかも知れません。

 

それはそれでいいのです。

その人が描いた人生のステージですから・・・

 

でも何となくなのですが、私は生まれる前に

≪魂の成長≫を計画していたような気がするのです。

大いなる存在は、そのための手段として

私に慢性腎炎を用意してくれたのでしょうか。

 

≪これを通して深く学びなさい≫と。

大いなる存在は

いつもメッセージを送り続けてくれていたようです。

 

私の心のアンテナにそれをキャッチするだけの

準備ができていなかっただけのことらしいです。

≪今は、わざわいに思えるかもしれないけれど

その内側には福の種が隠れているんだよ≫

 

≪眺める立ち位置を変えてごらん。

意外なところに福の種が在るのに気づけるよ≫

20年くらい前までは、それなりに

これらのメーセージを分かったつもりになっていました。

 

しかし

頭(顕在意識)だけでの理解だったのですね。

 

その証拠に、思いがけないときに

灰になったはずの感情が不死鳥のように蘇ってくるのです。

≪それはそうだけど、だって・・・≫と言いながら・・・

 

潜在意識は納得していなかったわけです。

ところがこの頃は

これらのメッセージがカラダの一部になっている

そんな気持ちに気づくことが多くなりました。

≪慢性腎炎はわざわいに思えたけれど

その背中の袋の中は福の種でいっぱいだったんだね≫

 

君は私の人生の ≪ ベスト・パートナー No.2 ≫です。

 

≪No・1 は誰かですって?≫

 

≪その席は夫のために空けてあるんですよ。どうぞ悪しからず・・・・≫

 

 

 

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