低年齢化する≪キレる子どもたち≫

  • 2015/5/18
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今朝のテレビの映像に衝撃を受けました。

 

9才の男の子がキレて

手当たり次第に物を投げたり

家具を壊したりする様子が・・・

 

どうしたらいいのか途方にくれるお母さん。

こんな不安を語っていました。

 

ふだんは親思いのやさしい子なのに

ちょっとした普通の言葉に反応して

いきなり怒り出す。

 

いったん爆発すると

手がつけられない状態になってしまう。

 

このまま思春期に入っていったら

どうなることか。

この怒りが他人に向かったら

犯罪者になってしまうのではないか。

本人(A君)の思いはこうでした。

 

後になってみると、やりすぎたなと思う。

怒らないようにしたいのだけど

自分でもどうしたらいいのか分からない。

 

本人も自分の言動に不安を感じているのです。

幼稚園の5才児のクラスでは

≪やだ!やだ!≫の大合唱が頻繁に起こるのだとか。

 

今やらなければならないことと

今自分がやりたいことが一致しないと

感情の爆発が大合唱になるらしい。

 

4人にひとりという確率でキレる子どもが増えている。

この事実にお母さんたちの間で

不安が広がっているそうです。

専門家がいざという時の対処法を述べています。

 

≪何やってんの!≫

≪いつまでイライラしてんの!≫と

頭ごなしに子どもを否定しないこと。

 

その代り

 

≪どうしたの?≫

≪なに怒ってんの?≫

≪だいじょうぶ?≫と

子どもの気持ちに寄り添う言葉をかけること。

 

次のことを、子どもにきちんと伝えることも大事なことです。

 

≪怒りという感情を持つことは決して悪いことじゃないんだよ≫

 

≪それをどうやって外に出すかを一緒に考えようね≫

 

≪命にかかわることはやめようね≫

 

専門家は≪クールダウンのスペース≫作りを提案。

 

イライラが爆発する前に

 

子どもが自分の意志で

そこに避難して

ひとり静かに落ち着くのを待つ場所。

 

A君は

階段の踊り場の角を選びました。

カーテンで囲いを作ってもらいます。

頭上も布で覆うといいでしょう。

 

カラダの一部が壁に接触していると

人の心は落ち着くのだそうです。

 

一週間後

A君の感情の爆発は激減・・・

お母さんも命令口調を反省・・・

 

キレやすい脳についての研究も進んできました。

 

攻撃性を抑える神経をセロトニン神経といいます。

この神経が未発達か

発達していても、上手く働かないと

キレやすくなるとか。

 

対処法は

【早寝・早起き・朝日を浴びる】こと。

 

この方法で8割の子どもが改善したとの報告も・・

 

小学生は9~10時には寝ることがお勧め。

深い睡眠はセロトニンの分泌をよくするので・・・

 

心理学では

キレやすさの背景に≪自尊心の低さ≫があるといわれます。

ある小学校の取り組みが紹介されました。

先生が子どもたちに問いかけます。

≪自分の欠点ばかりを見ているとどんな気分になる?≫

 

子どもたちは答えます。

 

≪自分が嫌になるし、欠点はないほうがいい≫

 

 

そこで、こう促します。

 

≪自分の短所だと思っていることを書き出してみよう≫

 

≪友達が短所だと思っていることを、長所に言い換えて

伝えてあげよう≫

たとえば、こんな感じ・・・

 

≪ 短所 ≫  ➡  ≪ 長所 ≫

 

≪断れない≫ ➡  ≪人を大切にする≫

 

≪口が軽い≫ ➡  ≪ウソがつけない≫

 

≪すぐ泣く≫  ➡  ≪やさしい≫

 

≪負けず嫌い≫➡  ≪意志が強い≫

自分自身への眼差しが変わった瞬間です。

 

それまでこんな自分は嫌だと思っていたのに

友達に受け入れてもらえたのです。

 

しかもこんなメッセージ付きで・・・

≪それは君の短所じゃなくて、長所だよ≫

 

≪ありのままの自分でいいんだ≫という

自尊心が芽生えます。

 

そして

 

その自尊心はカラダじゅうの細胞に広がり

さらにもっと良くなろうという思いが生まれます。

 

結果的に

怒りが抑えられ、キレなくなるのです。

 

お母さんの声のかけ方次第で

子どもはどんどん変わります。

 

ある子どもが後に心情を語ってくれたそうです。

 

≪僕は椅子を振り上げながら、ほんとうは

お母さんが止めてくれるのを待ってたんだ≫と。

 

 

 

 

 

 

 

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