≪愛されたい≫から≪愛したい≫へ

  • 2015/5/22
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愛の循環の出発点は愛を受けとること。

≪私、誰にも愛されていない気がする≫

 

そういう悩みを耳にすることがあります。

≪愛されたい≫に意識がフォーカスしている人は

 

どんなに愛を与えてもらっても満足できないとか。

それどころか

 

≪まだ足りない、もっと愛をちょうだい≫と要求するので

 

周りも面倒になって相手にしなくなるという。

≪愛されていない≫と感じている人は

 

人間関係でも≪嫌われたらどうしよう≫と

 

相手の顔色ばかりをうかがうようになったりします。

それを続けると、やがて苦しくて仕方がない状態に・・・

 

≪愛されたい≫と思えば思うほど

 

≪愛されていない≫と感じるようになってしまうから。

こういう時は、他の愛に意識を向けてみればいいそうです。

 

≪愛されたい≫ではなく≪愛を与える≫ことに意識をシフトする。

これまで愛をもらうことばかりに意識が偏っていたので

 

当然こんな疑問が湧いてくるでしょう。

 

≪どうすれば愛を与えることができるの?≫と。

そのキーワードは≪慈悲≫。

 

慈悲とは、楽しみを与え、苦しみを取り除くことだそうです。

つまり愛を与えるには、ふたつの方向からアクセスするのですね。

 

≪相手を楽しませること≫と

 

≪相手の苦しみを取り除くこと≫

≪相手を楽しませる≫には、どうすればいいのでしょうか。

 

 

冗談を言ったら、相手が楽しそうに笑ってくれた。

それだけで

あなたも楽しくなったことはありませんか。

 

得意なケーキを焼いてプレゼントしたら

美味しそうに食べてくれた。

それだけで

あなたも嬉しくなったことはありませんか。

 

旅先で≪友達にあげたら喜ぶだろうな≫と思える小物を買った。

それだけで

あなたも幸せな気持ちになったことはありませんか。

 

どの状況でも

相手を楽しませると同時に、自分も楽しんでいる。

ここが、ポイント!

相手を楽しませるために、自分が犠牲になってはダメ。

 

与えることで相手を支配しようとするのもダメ。

 

相手を楽しませないと、愛してもらえないと思うのもダメ。

 

要は、あなたも一緒に楽しんでいるかどうかです。

≪相手の苦しみを取り除く≫には、どうすればいいのでしょうか。

家事を手伝ったら

お母さんが≪助かるわ~≫と喜んでくれた。

その笑顔を見るだけで、あなたも嬉しくなりますね。

 

肩を叩いてあげたら、

お父さんが≪あぁ、いい気持ちだ~≫とうっとり。

その表情を見ただけで、あなたも嬉しくなりますね。

 

友人の悩み事の話をきいてあげたら

≪何だか元気がでてきたわ≫と。

その晴れやかな表情を見ただけで、あなたも嬉しくなりますね。

 

同僚が体調を崩して辛そうなのをみて

役立ちそうな情報を教えてあげたら、さっそく実践してくれる。

≪いいことを教えてくれてありがとう≫と感謝される。

人の役に立てただけで、嬉しくなりますよね。

楽になった相手の姿を見ただけで

あなたも癒されていたことに気づくかもしれません。

ある少女と母親の話が、矢野惣一氏の著書に載っています。

 

少女は≪愛されたい≫

母親は≪愛を与えたい≫

 

母親は娘に愛をたっぷり与えているのに

娘は愛されている気がしない。

この矛盾はどこから来るかというと

それぞれの愛の偏りによるもの。

母親は自分を愛することに意識を向けるために

ヨガ教室に通いだす。

 

その日の夕食は少女が代わりに腕を振るうことに。

少女が作った料理を母親が美味しそうに食べる。

その様子をみたときの少女の感想に胸が熱くなります。

≪純粋にママの喜ぶ顔が見たい。喜ぶ声を聞きたい≫

 

≪その思いだけで、ママを喜ばせている≫

≪愛されたいなんて、これっぽっちも考えていない≫

 

≪なのに、何だろう、この満たされていく気持ちは≫

≪人を喜ばせるのって、愛されることより嬉しいかもしれない≫

 

 

 

 

 

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