全粒粉信仰から始まった悲劇

 

次の5項目をすべて満たす食材を

それと知らずに毎日のように口にしている私たち。

あなたもそのひとりではありませんか?

 

① 一日当たりのカロリー摂取量を400Kcalも押し上げる。

② 人間の脳にヘロインと同じ重大影響を及ぼす。

③ 内臓脂肪を蓄積し、Ⅰ型糖尿病の引き金に。

④ 心臓病や認知症を含む神経障害を誘発する。

⑤ 老化を早め、うつ、無気力を引き起こす。

 

深く静かに、私たちの体を内部から

負のスパイラルへと誘導している食材。

それは【小麦】だという。

 

≪泥棒を捕えてみたら、信頼していた身内だった!≫

そんなイメージが浮かんでしまいました。

 

≪健康のために全粒粉パンを食べましょう≫の言葉は

アメリカはもちろん日本でも

最近まで誰もがうなずく常識でしたから。

 

ところで

【WHEAT BELLY】 小麦腹 という言葉をご存じでしょうか?

実は

先日からご紹介している本【小麦は食べるな】の原題です。

 

お腹の脂肪を減らしたいと思っている人は多いですよね。

ぜい肉がないように見える人でも

お腹のぜい肉だけは減ってくれないと言います。

そうなんです。

お腹の脂肪=内臓脂肪は特殊な脂肪なのです。

 

なぜ特殊なのかって?

 

同じ脂肪という名前が付いているけれど

次の理由で、皮下脂肪とは別ものです。

 

○ 体のさまざまな部位で炎症を引き起こします。

○ インスリン反応をゆがめます。

○ 異常な代謝信号を発します。

 

健康番組でもドクターが皮下脂肪はともかく

内臓脂肪を減らしてくださいと言っています。

生活習慣病の源だからと・・・

 

しかし

 

内臓脂肪が蓄積する仕組みについて

【小麦】を槍玉に挙げた専門家は日本にいたでしょうか。

 

小麦消費の大国、アメリカにその人は現れました。

ウィスコンシン州、ミルウォーキーに住む

ウィリアム・デイビス医師です。

予防循環器科が専門。

 

彼が住む地域の人たちはみんな太っているそうです。

≪階段を上ると大汗をかいて、息も絶え絶えになる≫くらいに・・・

 

ホワイトカラーもブルーカラーも

カウチポテトもアスリートも太っているとか。

 

白人、黒人、ヒスパニック系、アジア系も

肉食者も菜食主義者も太っているとか。

 

その原因を問うと、返ってくる答えはこうです。

≪炭酸飲料の飲み過ぎ、ビールの飲み過ぎだよ≫

≪ポテトチップの食べ過ぎ、運動不足のせいさ≫

 

確かにそれも事実。

しかし、それだけでここまで病的な肥満が蔓延するでしょうか。

 

むしろ、太っている人の大半が、かなり健康に注意しているのです。

 

100キロ以上体重のある人に尋ねます。

≪いったいどうして信じられないほど体重が増えたのですか?≫

≪どうもわからない。

週に5日は運動して脂肪摂取量を減らして、健康的な全粒粉を増やしたのに

どんどん体重が増えて止まらないんです≫

 

【脂肪を減らして、コレステロールの摂取量を減らしましょう。

その代り、健康に良い全粒粉をもっと食べましょう】

 

これは1985年に発表されたアメリカでのスローガン。

この年を境に

肥満と糖尿病が爆発的に増えた統計があるそうです。

 

なぜ、ウィリアムス医師は

穀物の中で小麦だけを槍玉に挙げるのでしょうか。

 

彼は、子どものころから小麦どっぷりの生活をしてきて

気づいたときにはスペアタイア並のお腹だったとか。

糖尿病も発症していました。

 

常識的なバランスのとれた食事をし、肉と脂肪は控えめにとり

スナック菓子を避けて

健康的な全粒粉をたっぷり食べて

毎日5~8キロのジョギングをしていたのに・・・

 

ここで医師は、常識の落とし穴にハタと気づきます。

≪私の食事に根本的な間違いがあるはずだ≫

≪健康のためにいろいろと変えた食事のなかで

一番の大きな変化は

健康的な全粒粉を増やしたことだ≫

≪まさかこの穀物が私を太らせていたのだろうか≫と。

 

太った自分を思い知らされた瞬間から追及を始めます。

太りすぎとそれに伴う健康上の問題を。

そして

糖尿病患者に砂糖ではなく

小麦を食べないように指導したのです。

 

3か月後に患者たちの血液検査をします。

 

ごくわずかの例外を除いて

血糖値は正常値にまで下がっていました。

患者の多くは10キロ~15キロも体重が減りました。

 

血糖値を下げるための単純な実験のつもりだったのに

期待もしていなかった別の効果が報告されたのだとか。

○ 胃酸の逆流症状がなくなった。

○ 腹痛や下痢の過敏な症状がなくなった。

○ 活力がみなぎってきた。

○ 集中力が上がってきた。

○ 睡眠が深くなった。

○ 何年もあった発疹もなくなった。

○ 関節リューマチが改善したり、消えた。

○ 喘息が改善したり、消えた。

 

こうした結果は

小麦を止めるべき十分な理由ではないでしょうか。

 

さらに医師を納得させた出来事がありました。

小麦をやめていた人たちが

パーティでカナッペをひとつ、あるいはプレッツェルを1~2個口にしただけで

わずか数分で下痢や関節痛がおき、息がゼイゼイしたというのです。

 

小麦を食べるとスイッチが入り

食べないとオフになる現象が何度も繰り返されたとか。

 

テニスのジョコッビッチ選手も

2週間の小麦断ちの後にベーグルで体調悪化を経験しましたね。

 

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