前世療法の感動的な事例

 

私がヒプノセラピストとして、まだ駆け出しのころのこと

まさに≪魂がふるえる≫ほどの事例に遭遇しました。

催眠療法の奥深さに魅了されるきっかけとなった

深く心に残る事例をご紹介いたしましょう。

 

ドラマは始めは淡々と始まります。

茶色の巻き毛をして、薄くなめらかな肌の女の子。

3才から5才くらい?

ひざ下丈の白いドレスにエナメルの靴。

何か分かりませんが、まばゆい光が近いところにあって

私は安心感に包まれています。

 

家は広くて高台にあります。

私は庭から街の景色を見ています。

レンガの道や赤い屋根や馬車も見えて、ヨーロッパのようです。

 

この前世の重要な場面に意識が移動します。

夕方で、レンガ道にはランプが灯っています。

人の姿はありません。

私はツイードのワンピースを着て、誰かを探しています。

≪お母さんを探しているのかも?≫

 

*その後

場面の変化がなく、しばらく静かな時が流れていたのですが

突然、クライアントさんが叫び出しました。

このときのことを、終了後の感想でおっしゃっていました。

≪今日はもう何も見えないのかなと思ってましたので

突然馬車が現れてびっくりしました≫と。

 

≪ママが!! ママが!!≫

ピンクのドレス、ピンクの大きな帽子、ママが馬車に!

私は泣きながら馬車を追いかけています。

ママは馬車の窓から身をのりだして、後ろを見て泣いています。

豪華な二頭立ての馬車。

とうとう追いつけず、馬車は遠くへ行ってしまった。

私は道路に倒れるように座り込んでいる。

≪どうしていいか分からない。誰か抱きしめてほしい≫

 

≪ナターシャ≫という声がして

黒い大きい帽子の男の人(えんび服を着ている)が抱き起してくれる。

私と手をつないで歩いている。

パパのようだ。手があったかい。

口ひげを生やして背が高く太っている。

 

30分後に意識を移動します。

パパの家の玄関。

左右に男性と女性の使用人らしき大人がいてお辞儀をしている。

パパはステッキと帽子を召使へ渡している。

 

リビングには大きな広いテーブル。

窓にはビロードのカーテン、床には赤いじゅうたん。

窓から外を見ると街が見える。

とても淋しい。

 

20才のあなたに意識を移動します。

乗馬服を着て部屋の中で書類を見ている。

ベッドに父が寝ていて、具合が悪そう。

私は父の代わりに仕事をしている。

 

あなたの肉体の死の直前に意識を移動します。

70才位です。

父はもういないが、召使はいます。

私はグレーの髪で老衰で寝ている。

穏やかな気持ち。

遠くに光が見えます、きらきらと・・・

満ち足りています。

≪大丈夫≫

 

事後面談で

≪今の人生で私は息子に同じことをしてしまったことに気づきました≫

 

前世でお母さんは何らかの事情であなたの元を去ったけれど

泣いていたのは、そうせざるを得なかったからですね。

あなたが嫌いで捨てたわけではないことに気づきましたね。

 

今の人生でいったんは息子さんをご主人に託したけれど

≪パパが可哀想だから僕はパパと一緒に行くよ≫という

本人の意志を尊重したからであって、あなたの本意ではなかった。

そうせざるを得なかったのですね。

今のご自分に重ねると、あのときのお母さんの辛い思いを

理解できると思うのですが・・・・

 

≪息子を手離したとき、息子の意志とはいえ

私が強引に引き止めなかったので淋しかったと思います。

この前世の体験で胸が張り裂けそうな子どもの気持ちを

味わうことができました。

今は母としての別れの辛さも良く理解できます。

息子に会って、この体験を話して許しを乞うつもりです≫

 

ここまでがセッションです。

この方は、今は息子さんと仲良く一緒に生活していらっしゃるそうです。

≪あのセッションのお蔭で今はとても幸せです≫

ある人を介して嬉しい感想をいただきました。

私も幸せのおすそ分けをいただいた気分です。

このセッションがなかったら

私はプロのヒプノセラピストにはなっていなかったでしょう。

 

 

 

 

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