満腹を知らせるホルモン≪レプチン≫

 

 

食べ過ぎてしまうという習慣に悩んでいませんか?

そして、時には≪他力≫にすがりたくなったことも・・・

≪食べ過ぎそうになったら、食欲をオフにする魔法のスイッチがあったらいいなぁ≫と。

 

それが、あるんです!

誰でも持っているんですって。

ただスイッチの使い方に問題があるみたいです。

 

人類は生き残りのために≪太りすぎない、痩せすぎない≫

ちょうどよい体型を維持できるシステムを備えているのだとか。

 

その仕組みが≪レプチン≫というホルモンの分泌。

主にふたつの役目を担っています。

◉食欲を抑えること。

◉代謝を良くすること。

 

このホルモンは脂肪細胞、つまり体脂肪から分泌されます。

ということは

体脂肪率の高い人ほど、レプチンの分泌量は多いことになりますね。

 

≪じゃぁ、レプチンをたくさん分泌しているのに、なぜ太ってしまうの?≫

当然の疑問ですよね。

食欲が少なくなって、代謝が上がるはずなのに。

 

ところが実際は

太っている人ほど、この仕組みが働いていないのだとか。

どういうことなのでしょうか。

レプチンの分泌が止まってしまったのでしょうか。

いいえ、しっかりと分泌されているのです。

ではなぜ食欲が落ちないのでしょうか。

 

実は、情報を受け取る側に理由があったのです。

 

食事を始めてから20分ほどで、体脂肪工場でレプチンが作られます。

その後、その情報が脳へ送られます。

 

受けとった脳の視床下部がこんな指令を出します。

≪おぉ、満腹のサインが来たぞ。食欲よ止まれ!≫

≪交感神経よ、起きろ!脂肪を燃やせ!代謝を上げろ!≫

 

体脂肪の多い人はレプチンの量が多いと言いましたね。

つまり、血中のレプチン濃度が高いわけです。

 

食事が終わって数時間が過ぎると、血中レプチン濃度が低くなります。

ここで間食をしたら、どうなると思いますか。

せっかく下がりかけたレプチン濃度がまたアップしますね。

 

これを繰り返しますと

いつも血中レプチン濃度が高い状態になってしまいます。

次から次へとやって来るレプチンに慣れっこになってしまい

脳の反応も鈍くなってしまいます。

 

レプチンにたいする感度が鈍くなるのです。

食欲を抑えたり代謝を上げたりする作業がストップします。

こうして

満腹感を感じないままま食べ続けられる身体ができあがることに・・・

 

何かよい解決法は?

ここまで読まれた方はもう気づいていることでしょう。

そうなんです。

血中のレプチン濃度が下がるようにすればいいだけ。

 

そのためには、食事と食事の間隔を充分にとることですよね。

もちろん間食は控えること。

≪我慢できないから困ってるんじゃないの!≫

永遠に我慢しなくてもいいんです。

 

脳がレプチンを受けとる感度が良くなるまで

しばらくは意志の力で自分の身体を守ってあげてください。

いったん感度が戻れば

満腹感を感じられるようになり、代謝もよくなることでしょう。

 

 

食べ過ぎの原因は、メンタル面にあることも知っておいてください。

 

口さみしくて食べていることはありませんか。

それは心が淋しいと訴えているのかも知れません。

 

怒りを持て余して食べてしまうことはありませんか。

心の奥のシャドウがそうさせているのかも知れません。

 

食欲があるとかないとかに関係なく

代償行為として食べてしまうことがあるのです。

 

さまざまな要素が絡み合って

食べ過ぎという現象が起きているのかも知れません。

 

一度、自分の心に問いかけてみてもいいですね。

ひょっとしたら、本音のささやきが聞こえてくるかも。

 

≪淋しくてたまらない私がここにいるよ。優しくハグして。≫

≪怖がりの私がここにいるよ。大丈夫と言って安心させて!≫

≪不安に押しつぶされそうな私がここにいるよ。気づいてよ!≫

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る