親に対する依存心が、今のあなたを苦しめている

 

 

あなたが結婚しているとしたら こんな思いがチラッとでも浮かんだことはないでしょうか?

≪自分を愛しているなら、これくらいやってくれてもいいのに≫

日常のちょっとした、小さな思い≪~してくれてもいいのに≫が

積もり積もって、だんだん苦しくなっていませんか?

 

≪~してもらいたい≫という依存心が満たされないときに

相手に対する依存心が≪愛≫という言葉にすり替わるのです。

≪私を愛しているなら~≫と。

 

愛情とは依存することではありません。

自分で自分をごまかしていることに気づいていないのですね。

この状況は何かにそっくりだと思いませんか?

そうですね。

子どもの頃に親に対して抱いた思いと同じ。

大人になっても子どもの頃のバージョンを繰り返しているのです。

 

子どもの脳は未発達ですから

当然≪本当の愛ってどんなもの?≫の認識はありません。

ですから、 あなたが話しかけたときに母親が忙しくて聞いてくれなかったとか

どうしても習いたいものを父親が許してくれなかったとか

小さなことに腹を立てることは日常的茶飯事。

 

すこし知恵がつくと≪私の要求を聞いてくれない≫を

≪親には愛情がない≫と定義することで

自分の理不尽な要求をごまかすようになります。

幼い心というものは ≪自分の要求が聞き入れてもらえない≫という思いを

≪自分は愛されていない≫という結論に結びつけてしまいがち。

自分が理不尽な要求をしているという認識はありませんからね。

 

しかし脳が成長するにつれて 理不尽な要求は次第に姿を消していくもの。

子どもの脳の≪感情回路≫より

大人の脳の≪認知回路≫が 優位に立つようになるからです。

 

もしあなたが大人になった今も、親に対してそう思っているのでしたら

本当に心が子どものままだということ。

≪私を生んだんだから育てるのは当たり前でしょ?≫

≪それは当然の義務で愛情とは別のものだと思う≫

≪私はもっとやってほしいことがいっぱいあったのに≫ と

いつまでも親に要求し続けていることになります。

 

このような人にとって

愛の定義は ≪人を自分のわがままのために召使にすること≫ 。

≪愛≫という美しい言葉でカモフラージュすることで

自分の心に巣食う≪巨大な依存心≫を隠しているのです。

 

親に対する依存心はあなたの人生に様々な影響を与えています。

結婚することが怖くなったり

仕事で部下を持つのが嫌だと感じたりなど。

なぜでしょう?

あなたが親に愛されなかったからでしょうか?

いいえ。

自分が親に求めたように今度は 夫や妻、部下に依存されるのが恐くなるからです。

 

依存されれば対応しなければなりません。

≪話を聞いてあげて、世話を焼いて≫をしなければならないのです。

それを面倒に感じるあなたがいます。

 

なぜ面倒に感じるのでしょうか?

親に対して抱いている≪~してくれて当たり前≫ の思いが

周りの人たちに対しても働くから です。

自分は≪~してもらって当たり前≫な存在なのに

≪どうして相手の面倒をみなくちゃならないの?≫と。

 

やりたくないのなら断ればいいのですが、それができない。

この状況に対して子どもの脳独特の思考パターンが働くから。

かつて

親の拒否にあい事情も分からず恨んだ時にできあがったパターン。

拒否される→~してくれてもいいのに→恨み

あなたの心にある深層意識を相手に投影するので

断ったら恨まれると感じてしまうのです。

 

 

 

≪結婚したいのに結婚できない≫という悩みを耳にします。

もちろん個人差はありますが、要因のひとつに

≪脳が大人になりきれてない≫ことがあるのではないでしょうか。

 

≪結婚のデメリットは何だと思いますか?≫と尋ねると

今享受している自由を≪手放してまではちょっと・・≫

という方が多いですね。

≪自分の時間が少なくなる≫

≪好きなことを自由にできなくなる≫

≪自分のことだけをしていればよかったのに、相手の世話もしなければならない≫

≪お金を自由に使えなくなる≫etc.

 

ここで子どもの脳の特徴を復習しますね。

子どもは気まぐれで我慢が苦手。

楽をして、物を買ったり好きなテレビを見たり

ゲームをしたり時間やお金を使うことに快感を覚える。

 

いかがでしょうか。

デメリットとして挙げられていることと符合しませんか?

結婚も子育ても、自由な時間を犠牲にしてでも

余りある大切な学びを与えてくれるチャンスなのですが。

 

どうやら

≪~してくれてもいいのに≫という依存心を卒業しない限り

結婚も思い通りの人生も遠のくばかりのようです。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る