≪自分の意志で生まれた≫と思いますか?

 

 

あなたは自分で親を選んで生まれたと思っていますか?

こう問われたら、ほとんどの方は首を横に振るでしょうね。

≪とんでもない!生んでくれと頼んだ覚えはないよ≫と。

 

しかし

精神世界の本などを多く読んでいる方は肯くかも知れません。

≪確信はないけれど何となくそんな気がする≫と。

 

肉体的には親に生んでもらったのは確かな事実。

仮に、親に対する視点を100%、ここに固定したとしましょう。

すると、次のような意識があなたの深層意識に居座ります。

≪親が勝手に私を生んだのだから世話をするのが当然だ≫と。

親に対する依存心の誕生ですね。

上手くいかない人生の苦しみのかなりの部分が

この想いを源としていると言われています。

 

それでは

もう一つの視点、霊的な視点で見たらどうなるでしょうか。

つまり

≪魂は自分の使命を果たすために、最適な親を選んで生まれてくる≫という視点。

こう考えると、難しい親子関係の別の姿が見えてこないでしょうか。

 

≪なぜあなたは生まれてきたのか≫という本があります。

医学博士 池川明氏(産科医)の著書。

この本の中に興味深い話が紹介されています。

いんやく りお君という男の子。

重度の心肺の病気を持って生まれました。

 

ある時お母さんが何気なく問いかけたそうです。

≪どうして病気で生まれたのかしらね≫と。

すると、りお君は、はっきりと答えます。

≪ぼくが病気で生まれたのは、ずっとずっと幸せになるためだよ≫

≪赤ちゃんは、どのお母さんにするか、どんな体にするか

自分で決めて生まれてくるのが普通だよ≫

≪ぼくは病気だったから、心の言葉が話せるんだ。

だからいつか心の幸せを配るサンタさんになりたい≫

 

りお君の詩集≪自分をえらんで生まれてきたよ≫が出版されるとき

それを不安に思うお母さんに言ったそうです。

≪ぼくが病気で生まれたのは

病気で生まれる子やお母さんたちを励ますためだ。

だからママはぼくの言葉をみんなに教えていい≫と。

 

りお君の詩集をだいぶ前に私も読みました。

幼い男の子の口から出た言葉とは思えないほど

深い精神性と哲学の匂いを感じたのを覚えています。

お母さんが思わずメモを取りたくなった気持ちが分かります。

 

生まれることをどんなふうに決めるかについても

りお君はこんなふうに語っています。

 

≪赤ちゃんはお母さんが大好きだから生まれるわけじゃない。

おかあさんが仕事をしている様子を見て決めることもある≫

 

≪大好きになって生まれることもあるけれど

おなかの中に入ってから、やっぱり嫌だと思うことはよくある≫

 

≪生まれるときは自分をえらんで、その次にお母さんを選ぶ。

そのことはきちんと伝えてほしい≫

 

りお君は、なぜお母さんを選んだのでしょうか。

≪ママなら、心のことを分ってくれると思ったから≫

≪生まれる前、ぼくは神さまと約束した。ママといっぱい話すって≫

りお君のお母さんは出版の仕事をしていて

りお君の言葉をこまめにメモしていたそうです。

 

池川博士は胎内記憶の本を出版することになってすぐ

りお君のお母さんと出会うことができました。

りお君の≪心の幸せを配るサンタさんになる≫という希望には

どうしても、つぎの3つが揃う必要があったのですね。

●りお君がりお君として生まれること。

●子どもの言葉に感動して、それを記録するお母さん。

●多くの人々に著書や講演を通して

≪生まれる前の記憶の存在≫を伝える池川博士。

 

おなかの赤ちゃんに病気が見つかってショックを受けたお母さんたち。

病弱に生まれたことを残念に思っていた人たち。

そういう人々から感謝の声が寄せられているという。

≪りお君の言葉が心の支えになりました≫と。

 

肉体的に病気や障害はないけれど

精神的に生きにくさを感じている人々が増えています。

そういう悩みを抱えている人たちにとっても

りお君の言葉≪自分でえらんで生まれてきたよ≫は

人生を見つめる視点を変えるきっかけとなることでしょう。

 

 

 

 

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