一度傷ついてしまうと修復されない細胞が腎臓にあるけれど・・・

 

 

つい最近のこと

靴下をはこうとしたとき

黒く変色していた足の人差指の爪がはがれ

生まれたばかりの赤ちゃん爪が顔を出しました。

少しやわらかい頼りなげな赤ちゃん爪。

 

カラダに備わった見事な仕組みに

ほれぼれと見入ってしまった瞬間でした。

傷ついた細胞と入れ替わるために

細胞分裂によって新しい爪が用意されていた・・・

 

≪この仕組みが、なぜ腎臓の糸球体には用意されていないののかな≫

慢性腎炎を抱えて50年の私は、ずっと疑問に思っていました。

≪肝臓は半分切り取っても再生されるのに、腎臓はなぜ?≫

 

50年前の医学では

慢性腎炎には【不治の病】のレッテルが付いていたのですが

どうやら今でもこのレッテルは剥がれていないようです。

 

爪の細胞にできるのに糸球体の細胞にできないことは?

そうです、細胞分裂!

 

いちど傷つくと修復(細胞分裂)できない細胞は?

①脳の中枢神経細胞

②心臓の筋肉

③骨格筋

 

長い間の代表選手がこのトリオでしたが

最近の研究でもうひとつ在ることが分かったとのこと。

④それは、糸球体の【足細胞】

≪あしさいぼうって、妙な名前だなぁ≫

いいえ、【そくさいぼう】と読みます。

たこ足細胞とも言われるようですよ。

 

ところで

私は足細胞という言葉をどうして知ったのでしょうか。

普通の生活では、お目にかかる単語ではありませんよね。

 

3月からずっと

私はオーラをスキャンする機器に好奇心の全てを注いでいました。

五臓六腑をスキャンする項目の中に【足細胞】があったのです。

初めて目にする珍しい細胞の名前のオンパレード・・・

その中で、ひときわ目を引いたのは他ならぬ【足細胞

 

さっそく検索。

そして出会ったのです。

【漢方科 松本医院】のHPに。

私にとっては目からウロコの情報が眠っていました。

 

足細胞は

細胞体からタコのように足を伸ばしていて

その足には太い毛のような突起が無数に付いていて

糸球体の表面を覆い尽くしているとのこと。

 

この足の突起の間にすき間があり

その谷底は一枚の膜(スリット膜)でふさがれていて

その膜には小さな窓(穴)があり、原尿の通り道になっているという。

 

足細胞が正常であれば

この膜を伸縮させて

毛細血管をしごくようにマッサージして血液をろ過しているとのこと。

 

ところが

足細胞が傷ついてしまうと

常に窓が開いたままになってしまうのです。
足細胞は分裂して数を増やすことはできませんから

当然のことながら、窓は開いたままに・・・

腎炎が一生治らない病気と刻印を押されてしまう理由は

ここにあったのですね。

 

松本博士はいみじくもおっしゃっています。

腎炎が治らないのではなく、スリット膜がいつまでも修復されないというべき≫と・・・

また

≪腎機能がまったく問題がないのにもかかわらず

腎臓の専門医は

腎臓に炎症が起こり続けているから、怖い病気だと言い続けている≫とも・・・

 

それでは

傷ついた足細胞の突起の間のスリット膜の穴を

どのようにして閉じればいいのでしょうか。

分裂して数を増やすことはできませんが

周りの足細胞を大きくすることは可能だという。

 

特に子どもは成長とともに

足細胞もどんどん大きく成長するので

成長を止めるような不自然なことをしないことが肝要。

 

初めて尿たんぱくや尿鮮血が指摘されて

腎炎と診断されるのは、ほとんどが子供時代だそうです。

 

≪診断のために必要です≫と言われて腎生検をしてしまうと

足細胞を傷つけてしまい

さらに糸球体の傷口を広げてしまうことに。

 

かつて

幼い子どもに腎生検をしようか否か

迷っているお母さんから相談を受けたことがあります。

 

知識のなかった私は適切な答えを見出せませんでした。

今なら松本博士に相談するように勧めるでしょうね。

 

松本博士は嘆いていらっしゃいます。

傷ついた糸球体を再び正常にする治療は不可能であるのに

なぜ腎生検をやるのか私には理解できない≫と。

 

ところで私ごとですが

先週の血液検査でクレアチニン数値

糸球体の推定濾過量(e-GFR)

ふたつとも改善されていることが判明しました。

 

足細胞のオーラを、何度も修正していたから?

それとも

単なる偶然かも・・・ね。

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