耳をひっぱるだけでカラダが変わる ②

 

突然ですが、普通に立った状態から、前屈してみてください。

どの程度深くまでかがむことができましたか。

覚えておいてくださいね。

 

次に、背筋を伸ばして立ったまま

両手で左右の耳の付け根あたりをつまんで、軽く真横に引っ張ってみましょう。

頭の骨から耳の付け根を2~3ミリ程度浮かせるような感じで。

耳自体をひっぱるのではなく

頭の骨と耳のあいだにスペースをあけることが目的。

引っぱり加減は≪あぁ気持ちいい~≫と思える程度。

 

どのような感覚を覚えましたか。

後頭部と首の境目のあたりが、ゆったりと広がる感覚に気づいたでしょうか。

頭の中をすーすーと風が通るようで

呼吸も楽になるのが感じられたかも知れません。

 

今度は、そのまま耳を引っぱった状態で前屈してみましょう。

かがんだ状態でも楽に呼吸ができるのが感じられるでしょうか。

ふ~っと息をはくたびに

少しづつかがむ角度が深くなっていくのが分かりますか。

先ほどやった前屈より楽になっているでしょう?

 

今の動きの一部始終をカラダの内側から観察してみましょう。

①耳の付け根の筋肉をゆるめました。

②筋肉の緊張がとれたので

それにつながっている蝶形骨がゆるみました(頭の芯)。

筋膜でつながっている横隔膜もゆるみました(カラダの芯)。

④蝶脛骨から太い筒状に骨盤底までつながっている

筋膜の緊張も解放されました(前屈が楽になる)。

 

*蝶形骨とは

頭蓋骨のセンターにある蝶の形を骨で

脳の前頭部をのせるお皿のような構造をしています。

*横隔膜とは

みぞおちの奥にあるドーム型をした筋肉で

呼吸をするときに大事な役割を果たしています。

*骨盤底とは

股にあるハンモック形の筋肉群で、お腹の内臓を支えています。

*筋膜とは

筋肉や骨を包み込んで

カラダ全体をひとつにまとめあげている組織。

鶏肉の皮を剥ぐとその下に白い薄い膜のようなものが現れますね。

あれが筋膜です。

 

仕事の合い間に≪首が疲れたなぁ≫と無意識のうちに首を回したり

肩を叩いたりしていることがありますよね。

そんなときに意識的に耳を引っぱってみてはどうでしょうか。

きっと目の疲れまでも楽になることでしょう。

 

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