≪背骨は1本で脚は2本≫の落とし穴

 

何かの行列に並んだことはありますか。

同じ姿勢で立ちっ放しは辛いですよね。

たとえ30分でも苦痛を覚えることでしょう。

 

しかし少しの間、うろうろ歩いてみたら

不思議とまた立っていることが苦痛でなくなった・・・

そんな経験はないでしょうか。

 

これを

≪歩いたので血流がよくなったせいだわ≫と私は単純に考えていたのです。

 

それも確かに間違いではないのですが

もっとはっきりした理由があることを知りました。

ご紹介いたしましょう。

 

 

人間が2本脚で立っているとき、重力線はどのようになるでしょうか。

頭のてっぺんからスタートして

背骨の中央をを通り

両脚の間を通り抜けて

身体の外へ出ていってしまいますね。

 

それでは、ここで仮定してみましょう。

≪背骨の真下に脚が1本だけでている≫と

 

このときの重力線はどうなっているでしょうか。

頭のてっぺんから

片足裏までをまっすぐにつなぐラインが

そのまま重力線になります・・・なので

≪頭も背骨も脚もみ~んなつながっているなぁ≫と

自然と意識するようになります。

 

≪身体全体を重力線方向にまっすぐつなぐ≫

このような意識が強くなると

≪脚が背骨を支えている≫≪脚が頭も支えている≫感覚が生まれます。

 

5キロもある頭と上半身の重さを腰だけで支えていれば

腰に負担がかかるのは自明の理。

ぜひ脚に協力してもらいましょう。

 

 

≪脚が1本だけ出ている感覚≫をみがいて

≪背骨と脚のつながり≫を取り戻すためには・・・

とてもシンプルなんです。

ただ片脚立ちをすればいい。

 

冒頭に書きましたね。

≪歩いたことで立ちっぱなしの疲れが取れた≫と。

つまり、歩くという動きは左右交互に片脚立ちを続けていること

歩くことで背骨と脚のつながりが自然に取り戻されるわけ。

 

大事なことは何も意識せずに歩くのではなく

身体のつながりを意識して歩いた方が効果的だということ。

 

 

片脚立ちのワーク・・・

歩く前に10~20秒程度行うといいでしょう。

筋トレではありませんので、長く行う必要はナシ。

あくまでも≪背骨と脚のつながり≫を確認するためなので。

 

 

片脚立ちの状態で確認したほうがいいこと。

下腹から支持脚の内腿にかけて軸が通っているか。

支持脚の軸がしっかりすると

上げているほうの脚がどんどん軽くなって

自然に上がっていくのを感じられるかも。

 

 

上手く感覚がつかめない場合は、両足の間にある≪股≫の部分を意識しましょう。

ここにあるのは、骨盤底というハンモック様の筋肉群。

内臓を受けとめていることは、ご存じの通り。

胴体と脚のつながりをつくる役割も果たしていることは私も知りませんでした。

 

ここでタオルを用意してください。

タオルを股の部分にくぐらせるようにして

お相撲さんのまわしのように上方向に引っぱりあげてみましょう。

骨盤底の筋肉が反応するのが分かりましたか。

 

≪骨盤底の筋肉群は背骨と脚のつなぎ目≫

これを意識して連続片脚立ちの歩きをするのがポイント。

 

背骨のほぼ真下に支持脚がくる感覚を味わってくださいね。

美しい姿勢で、さっそうと歩けるようになりますよ。

 

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