亡き母がひそかに願ったこと

 

≪子どもひとりくらいは医者にしたかったなぁ≫

この言葉を耳にしたのは、たった一回限りでしたが

母の本音だったように思うのです。

 

人生のここぞというときに

さりげなくヒントのような言葉をくれることはありましたが

こどもをコントロールすることは皆無でした。

 

その母が

唯一子どもの将来に対する願望を口にしたので

記憶に残っているのでしょう。

 

今になって想うのは

母にこの願望が芽生えたのは

私が虚弱体質だったからではないかと。

 

 

誰しも、一度くらいは思ったことがあるかと思います

≪身内に医者がいたら何かと便利だよね≫と。

そして覚えているのは

母の言葉に対する私の思いも、この程度のものだったということ。

 

≪○○ちゃんは病気の問屋みたいだね≫

問屋の意味も分からない幼いころから

熱を出すたびに聞き慣れたセリフでした。

 

 

身内に医者がいなくても

身内にもできない位の親身の医療を与えてくださった

3人のお医者さんがいました。

お一人は田舎には珍しく博士号をお持ちでした。

 

疫痢で生死の境をさまよったとき

協力して救ってくださったかかり付けの2名のお医者さま。

 

多発性関節リューマチで寝たきりになるかもというときに

現代医学の最新医薬と東洋医学を駆使してくださった医学博士。

 

これだけの優秀で誠実なお医者さんに恵まれていたのに

母はなぜそんな願いを口にしたのでしょう。

 

わが子が医者になったとしても

お世話になったお医者さんたちのように

≪医は仁術≫を地で行く医師になれるとは限らないのに。

 

 

 

72才になって間もなくの大みそかに不整脈を起こして以来

健康不安が大きくなった私に

グッドタイミングで救いの手が現れました。

 

ニュースキャンという振動医学を基にした機器がそれ。

 

細胞が発するシグナルをキャッチして

未病のうちに知らせてくれて

なおかつ、本来の周波数に戻してくれるというすぐれもの。

 

これを購入して以来10か月

ゲーム感覚で「ピコピコ」やっている毎日。

 

≪膀胱炎をおこしそうな画像だな≫

≪刺激伝導系が乱れている・・不整脈注意信号だね≫

 

≪膝に軽い痛みが・・・ひどくならないうちに≫

≪いやに咳が出るなと思ったら・・気管支上皮に負担が≫

 

≪風邪の後だから副鼻腔炎を予防しておこうかな≫

≪首の皮膚が赤くなっているからアレルギーケアを≫

 

こんな感じで

自分の身体の内部を隅から隅まで探検ごっこをしている気分。

 

 

 

いつの頃でしたか

≪内なるドクター≫という本を読んだことがあります。

 

誰の身体にも備わっている自然治癒力を

著者は≪内なるドクター≫と呼んでいました。

 

そこでふと思ったのです。

この10か月のピコピコで、それまで眠りを貪っていた

≪内なるドクター≫が目を覚ましたのではないかと。

 

もともとこの機器は未病に対処するために開発されたもの。

つまりサボっている内なるドクターの肩を叩いて

≪働きなさいよ≫と後押しをするもの。

 

誰にでも自然治癒力は備わっているものですから

目を覚ましてもらえれば、あとはサポートするだけ。

 

 

 

さらに想いは冒頭の母の言葉に舞い戻ります。

そこには

母自身も気づかなかったかもしれない想いが潜んでいたのかも。

 

それはこんな切ない願い・・・

≪自分が先に逝ってしまっても

病気の問屋の末っ子が自分の健康を自分の力で守れるように≫

 

そのために

当の本人が医者になれば己の健康を守れるのではないかと

思ったとしても不思議ではありません。

 

≪でもお母ちゃん

医者にはならなかったけれど

私、それ以上のケアを自分にしているよ。

だから安心してね≫

 

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