あなたの股関節痛は、尻こりかも知れません 

 

何気なくテレビをつけたら、股関節の痛みについての番組に遭遇。

 

変形性股関節症の痛みで

歩行もままならない女性のケースが紹介されていました。

 

番組に登場した医師が、関節をゆるめる運動をいくつか紹介。

その関節をゆるめる運動を

日常に取り入れた女性は徐々に歩けるように。

≪よかったね≫といった感じで番組は終了。

 

≪えーっ、これで終わり?≫と

私が物足りなさを覚えたのには理由があります。

 

股関節をゆるめることに終始してしまい

お尻の筋肉をゆるめる必要性について、ひと言も触れていなかったから。

 

では、股関節の痛みはなぜ起こるのでしょうか?

 

股関節痛をおこす原因は、神経が通っている部位の異常。

その部位とは5つの軟部組織だそうです。

①関節包 ②骨膜 ③靭帯 ④筋肉 ⑤皮膚

骨という単語がないのに気づきましたか?

 

≪軟骨がすり減って骨と骨がぶつかるので痛みを感じる≫

この表現を信じている人の何と多いことか!

数年前までは私もそのひとりでした!

 

実は、骨には血管も神経も通っていないので

骨がぶつかって痛むことはないのですね。

痛みを感じていたのは5つの軟部組織だったのです。

 

数年前の私の体験から・・・

 

変形性膝関節症になった際のこと

左膝をかばって駅の階段をおりることを繰り返すうちに

右の股関節が痛くなったことがあります。

 

この症状に対する正しい診断は

≪周囲の筋肉が短縮して硬くなってしまったため≫

しかし、当時の私にはその知識はありませんでした。

 

股関節痛に関する本を何冊か取り寄せ、自分の状態の把握につとめました。

読み進むうちに不安や恐怖が増す内容の本がほとんど。

 

幸いなことに、一冊だけ、希望の灯りがほの見えた本がありました。

「股関節痛は怖くない!」  松本正彦著

 

この本には、松本氏の豊富な臨床経験から生まれた

とてもユニークな視点が紹介されていて

私が漠然と感じていた不安も怖さも消えていったのを覚えています。

 

なかでも印象的だったのは

●尻こりという視点(筋肉のこりをほぐす)

●深圧という治療法(深層筋に直接効く)

 

●尻こりについて・・・

筋肉が疲れていたり、筋肉が病気であったりする状態で

筋肉トレーニングをすることは危険性を伴うという。

 

個人差が大きいので

≪変形性股関節症なら、即、筋肉トレーニングを≫と指導するのは危険だという。

 

筋トレをする前にすべきことは

硬くなっている筋肉をほぐして柔軟にすること。

それから筋トレなのですね。

順序を間違えないことが大切。

 

ちなみに、病院で指導される筋トレには

筋肉を収縮させる運動が多いのだそうです。

筋線維を短くするので、痛みが強くなってしまうことも・・・

 

●深圧について・・・

股関節を守る筋肉は22本。

浅い部分の表層筋と骨に近い深層筋があります。

 

表層筋をほぐすことは比較的簡単なのですが・・・

股関節の場合、関節自体が奥深くにあるので深層筋が多いのだという。

 

筋肉が三重にも重なっている場所で

一番深いところにある筋肉が痛みを発している場合

重要になってくるのは、施術の深さなのだという

 

股関節の骨に近い深層筋をしっかりとほぐせる技術

それが深圧なのだそうです。

 

深圧は自分の体重を利用して簡単にできるのでお勧め。

次のブログで紹介させていただきます。

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