つらい気持ちにつきあう知恵・・・脱同一化

 

 

「脱同一化って、なんのこと?」

 

あなたの心に浮かぶ思いは

どんなに辛く激しいものであれ

あなたそのものではなく

あなたの一部でしかないと

自覚的に体得していく方法のこと。

 

「そんなことを、心に命令しても

思い通りにならないから、つらいんじゃないか」

 

おっしゃる通り・・・

顕在意識で

潜在意識をコントロールするのは無理というもの。

 

 

そこで登場するのが

今日の主役である「脱同一化さん」

潜在意識の性質を利用させてもらうのです。

 

「具体的に、どんなことをするの?」

 

たとえば、落ち込んで、つらく苦しいとき

次のような思いが湧いてきたとしましょう。

 

「こんな私じゃ、だめ」

「こんな私は、嫌い」

 

その状況で、あなたのすべきことは

「そうなんだね、わかったよ」と、ただ認めて、眺めるだけ。

 

そう言われると、今度は

このような思いが湧きあがってきませんか?

「こんな嫌な自分のことを認めるなんて、できない」と。

 

それでも

「そうなんだね、わかったよ」と、ただ認めて、眺めるだけでいい。

 

何が出てきても認める。

ただそのままに認めて、眺める。

 

解釈したり、いじくったり、考えたりせずに

「ただそのまま、認めて、眺める」だけでいい。

 

 

たとえば

死にたい気持ちが湧いてきたら

 

「あぁ、死にたい気持ち、ここにあるなぁ」と

何かを観察するようかのような姿勢で

ただその気持ちの存在を認めて、眺めていく。

 

あるいは

「こんな自分なんか、大嫌いだ、消えてしまえ」

という気持ちが湧いてきたら

 

「あぁ、自分なんか消えてしまえ、という気持ち

ここにあるなぁ」と認めて、眺めていく。

 

 

ただひたすら、こうした作業を続けていく。

それだけの方法です。

 

「なぁ~んだ、そんなことで効果があるの?」と

思われるかもしれませんね。

 

しかし

反復練習して身につけると

ものすごく効果的な方法だという。

 

 

小さな声でいいので

つぶやきながら言ってみましょう。

 

「私は私である。私は○○の気持ちを持っている。

けれど私は○○の気持ちではない」

 

「私はここ。○○の気持ちはそこ」

 

 

大切なのは、反復練習。

 

毎日、毎日、家の中でも、電車の中でも

思いついたときに

まわりに迷惑にならないように工夫して

繰り返し言葉にしてください。

 

潜在意識はその言葉を聴いていますので

いつの間にか

心の中の否定的な気持ちから

少しづつ距離がとれるようになってきます。

 

反復練習には根気がいりますが

そのための時間をわざわざとらなくても

ながら練習ができますので

ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

 

いつの日か、気づいてみたら

自分でそうしようと思わないのに

自然とそのような心の姿勢をとっていたら

なんとも嬉しいですよね。

 

・・・・「人生を半分あきらめて生きる」諸富祥彦著より・・・

 

 

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