「今年こそは風邪をひきたくない……」
そんな思いを抱えながら、毎年の冬を迎えている方も多いのではないでしょうか。
風邪予防には手洗いやうがい、マスクといった基本対策が大切ですが、最近では「アロマテラピー」を取り入れた自然な免疫サポートも注目されています。
この記事では、風邪予防に役立つアロマブレンドの作り方を、初心者の方にもわかりやすくお伝えしていきます。
精油の選び方から具体的なレシピ、安全に使うための注意点まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
風邪をひきやすい季節に「アロマ」が役立つ理由とは?

風邪予防にアロマが注目される理由は、単なる「いい香り」以上の働きがあるからです。
精油には抗菌・抗ウイルス作用を持つものが多く、香りを通じて身体と心の両面からケアできる特徴があります。
ここでは、なぜアロマが風邪予防に役立つのか、その仕組みをお話ししていきます。
抗菌・抗ウイルス作用を持つ精油のチカラ
まず知っておきたいのが、精油に含まれる「抗菌・抗ウイルス成分」の存在です。
たとえばティートリーやユーカリといった精油には、テルピネン-4-オールや1,8-シネオールなどの成分が含まれており、これらが空気中の細菌やウイルスの活動を抑える働きを持つとされています。
実際、フランスやドイツなどでは医療現場でも精油が活用されており、室内環境の浄化や感染予防に役立てられているのです。
家庭で香りを楽しみながら、同時に空気環境も整えられるのがアロマの大きな魅力といえるでしょう。
香りが自律神経を整え、免疫をサポートする科学的背景
次に注目したいのが、香りと免疫の関係性。
私たちが香りを感じると、その刺激は嗅覚を通じて脳の視床下部や大脳辺縁系に届きます。
この部分は自律神経やホルモン分泌をコントロールしている場所で、特に副交感神経が優位になることでリラックス状態が生まれ、免疫機能が正常に働きやすくなるのです。
つまり、良い香りに包まれることで心が落ち着き、結果的に身体の防御力もアップする仕組み。
ストレスが免疫を下げると言われる現代だからこそ、香りによるケアが見直されています。
「うがい・手洗い+アロマ」でできる新しい風邪対策習慣
最後に提案したいのが、既存の風邪対策に「アロマ」を加える習慣づくりです。
手洗いやうがいは物理的にウイルスを洗い流す方法ですが、アロマはそこにプラスして空気環境と心身のバランスを整える役割を果たします。
たとえば帰宅後の手洗いとセットで、玄関にアロマスプレーをひと吹きする。
このような小さな習慣が、毎日の積み重ねとなって免疫力の土台を支えてくれるでしょう!
風邪予防におすすめの精油7選と作用まとめ

ここからは、風邪予防に役立つ代表的な精油を7つご紹介していきます。
それぞれの精油には得意分野があり、用途や好みに応じて選ぶことが大切です。
抗菌系・免疫サポート系・リラックス系といったカテゴリーに分けてお伝えしていくので、自分に合う精油を見つけてみてください。
抗菌・抗ウイルス系|ティートリー/ユーカリ/ラヴィンサラ
まずは感染予防の定番として知られる「抗菌・抗ウイルス系」の精油から。
ティートリーは、オーストラリア原産の植物で、先住民が傷の手当てに使っていたほど強力な抗菌力を持ちます。
スッキリとしたグリーン調の香りが特徴で、空気を清潔に保ちたいときにぴったり。
ユーカリは、呼吸器系のケアに優れた精油です。
鼻づまりや喉の不快感があるとき、香りを嗅ぐだけでスーッと通りが良くなる感覚を得られる方も多いでしょう。
特にユーカリ・ラディアータは刺激が穏やかで、家庭でも使いやすい種類として人気があります。
ラヴィンサラは、マダガスカル産の精油で「万能オイル」とも呼ばれる存在。
1,8-シネオールを豊富に含み、風邪やインフルエンザが流行する時期の予防ケアとして重宝されています。
香りも柔らかく、子どもがいる家庭でも取り入れやすいのが魅力です!
免疫サポート系|フランキンセンス/ジンジャー/レモン
次に紹介するのは、身体の内側から免疫をサポートする精油たち。
フランキンセンスは、古代から神聖な儀式に使われてきた歴史ある精油で、深い呼吸を促し、心身を落ち着かせる働きがあります。
免疫細胞のバランスを整える作用が期待されており、風邪のひきはじめや体調管理に活躍するでしょう。
ジンジャーは、スパイシーで温かみのある香りが特徴。
身体を芯から温め、血行を促進することで免疫機能の活性化をサポートします。
冷え性の方や、冬場の冷えによる風邪が心配な方におすすめです。
レモンは、爽やかでフレッシュな柑橘系の香りが魅力的。
抗菌作用に加えて、気分をリフレッシュさせる心理的効果も期待できます。
朝の目覚めや集中力が欲しいときにも使いやすい万能精油といえるでしょう!
リラックス系|ラベンダー/オレンジスイート
ストレスが免疫を下げることは広く知られていますが、そこで活躍するのがリラックス系の精油。
ラベンダーは、アロマテラピーの代名詞ともいえる精油で、鎮静作用が高く、質の良い睡眠をサポートします。
風邪予防には十分な休息が欠かせませんから、夜のリラックスタイムに取り入れるといいでしょう。
オレンジスイートは、子どもから大人まで親しみやすい甘く温かな香り。
不安や緊張を和らげ、心を明るくしてくれる作用があります。
家族全員で使えるので、リビングでの芳香浴にもぴったりです!
子ども・妊婦にも使いやすいマイルド精油
精油の中には刺激が強いものもあるため、小さな子どもや妊娠中の方がいる家庭では注意が必要。
そんなときにおすすめなのが、カモミール・ローマンやマンダリンといった穏やかな精油です。
カモミール・ローマンは、リンゴのような甘い香りで、優しくリラックスさせてくれます。
マンダリンは、柑橘系の中でも特に刺激が少なく、妊娠中でも比較的安心して使える精油として知られています。
どちらも心を落ち着かせる作用があるため、家族みんなで穏やかな時間を過ごしたいときに活躍するでしょう!
初心者でもできる!風邪予防アロマブレンドの基本レシピ

それでは、実際に風邪予防アロマブレンドを作る方法をご紹介していきます。
ここでは、日常生活で取り入れやすい4つのレシピを取り上げていくので、自分のライフスタイルに合ったものから試してみてください。
どれも初心者の方でも簡単に作れるものばかりです!
空気をリセット!風邪予防ルームスプレーの作り方
まずは、家中どこでも使える万能アイテム「ルームスプレー」から。
このスプレーは、帰宅後の玄関や寝室、リビングなど、空気をリフレッシュさせたい場所にシュッとひと吹きするだけで使えます。
【材料】
- 精製水…45mL
- 無水エタノール…5mL
- ティートリー精油…3滴
- ユーカリ・ラディアータ精油…2滴
- レモン精油…2滴
【作り方】
- 遮光スプレーボトル(50mL)に無水エタノールを入れる
- 精油を順番に加え、よく振って混ぜる
- 精製水を注ぎ、再度よく振って完成
使用前には毎回よく振ることで、精油と水分がしっかり混ざり、香りムラを防げます。
作ったスプレーは冷暗所で保管し、2週間以内に使い切るようにしてみてください!
喉・鼻のケアに|ディフューザー&芳香浴ブレンド
次に、ディフューザーや芳香浴で楽しむブレンドレシピをお伝えします。
このブレンドは、呼吸器系のケアに特化した組み合わせで、喉や鼻の不快感が気になるときにおすすめです。
【ブレンドレシピ】
- ユーカリ・ラディアータ…2滴
- ラヴィンサラ…2滴
- ラベンダー…1滴
ディフューザーの水タンクに精油を加えて拡散させるだけで、部屋全体が清潔で心地よい香りに包まれます。
就寝前に寝室で使えば、呼吸が楽になり質の高い睡眠にもつながるでしょう。
芳香浴の場合は、洗面器に熱めのお湯を張り、同じ精油を加えて蒸気を吸い込む方法も効果的です!
身体を温める!入浴&足浴用ブレンドレシピ
身体を芯から温めることは、風邪予防の基本。
ここでは、入浴や足浴で使えるアロマブレンドをご紹介していきます。
【入浴用ブレンド】
- 天然塩(バスソルト用)…大さじ2
- ジンジャー精油…2滴
- オレンジスイート精油…3滴
- ラベンダー精油…1滴
天然塩に精油を混ぜてから浴槽に入れることで、精油が均一に広がります。
ジンジャーの温め効果とオレンジの心地よさが合わさり、冷えた身体をじんわりほぐしてくれるでしょう。
【足浴用ブレンド】
- キャリアオイル(ホホバオイルなど)…小さじ1
- ユーカリ・ラディアータ…1滴
- レモン…1滴
洗面器にお湯を張り、キャリアオイルで希釈した精油を加えて足を浸すだけ。
足先から全身が温まり、免疫力アップにつながります!
外出時に便利!マスクスプレー&携帯ミスト
最後に、外出先でも使える携帯用アロマアイテムをご紹介します。
マスクスプレーは、通勤・通学時や人混みでの感染予防に役立つアイテム。
【マスクスプレーレシピ】
- 精製水…20mL
- 無水エタノール…5mL
- ティートリー精油…2滴
- ペパーミント精油…1滴
小さめのスプレーボトル(30mL程度)に材料を入れて混ぜ、マスクの外側にシュッとひと吹き。
直接肌に触れる内側には吹きかけないよう注意してください。
また、携帯ミストとして手やハンカチに吹きかければ、気分転換やリフレッシュにも使えます。
外出先でも手軽に風邪予防ケアができるので、ぜひ持ち歩いてみてください!
風邪予防アロマの「正しい作り方」と失敗しないコツ

アロマブレンドを作る際、適当に精油を混ぜてしまうと効果が薄れたり、肌トラブルの原因になったりすることがあります。
ここでは、初心者の方が迷いやすいポイントを整理しながら、失敗しない作り方のコツをお伝えしていきます。
正しい知識を押さえておけば、安全で効果的なアロマライフを楽しめるでしょう!
精油の濃度と滴数の基本ルール(1%=1滴/5mL)
まず覚えておきたいのが、精油の濃度計算。
一般的に、ルームスプレーやボディ用オイルなどで安全とされる濃度は**1%**です。
これは「5mLのベース(水やオイル)に対して精油1滴」という目安になります。
たとえば、50mLのルームスプレーを作る場合、精油は合計10滴以内に抑えるのが理想的。
初心者の方は、この基本ルールを守ることで濃度オーバーによる刺激を避けられます。
逆に、濃度が高すぎると肌荒れや頭痛の原因になることもあるため、「少なめから試す」姿勢が大切です。
以下に簡単な早見表をまとめておきます。
| ベースの量 | 1%濃度の精油滴数 |
|---|---|
| 5mL | 1滴 |
| 10mL | 2滴 |
| 30mL | 6滴 |
| 50mL | 10滴 |
この表を参考にしながら、自分の用途に合わせて調整してみてください!
無水エタノール・精製水の黄金比と混ぜる順番
ルームスプレーを作る際、精油は水に溶けにくい性質があります。
そのため、無水エタノールを使って精油をまず溶かし、その後に精製水を加えるのが正しい手順。
黄金比は「無水エタノール1:精製水9」が基本で、50mLスプレーなら無水エタノール5mL・精製水45mLという配分になります。
【混ぜる順番】
- 遮光ボトルに無水エタノールを入れる
- 精油を加えてよく振る
- 精製水を注ぎ、再度しっかり振って完成
この順番を守ることで、精油が均一に分散し、香りムラや分離を防げます。
逆の順番で混ぜると精油が浮いてしまい、効果が半減してしまうので注意してみてください!
遮光瓶・保存期間・保管温度の正解は?
精油は光や熱に弱く、劣化しやすい性質があります。
そのため、アロマスプレーやブレンドオイルを作る際は遮光瓶を使うことが鉄則。
透明な容器では紫外線によって成分が変質し、香りや効果が損なわれてしまうのです。
また、保存期間については以下を目安にしてみてください。
- ルームスプレー(水ベース):約2週間
- ブレンドオイル(キャリアオイルベース):約1ヶ月
- バスソルト(塩ベース):約3ヶ月
保管場所は、直射日光の当たらない冷暗所がベスト。
冷蔵庫に入れる必要はありませんが、夏場の高温には注意が必要です。
作った日付をラベルに書いておくと、使用期限を守りやすくなるでしょう!
失敗しない!香りバランスの整え方とブレンドのコツ
最後に、香りのバランスについて触れておきます。
精油には「トップノート(最初に香る)」「ミドルノート(中心となる香り)」「ベースノート(余韻として残る香り)」という3つの分類があります。
| ノート分類 | 代表的な精油 | 香りの特徴 |
|---|---|---|
| トップノート | レモン、ペパーミント、ユーカリ | 軽やかでスッキリ、揮発が早い |
| ミドルノート | ラベンダー、ティートリー、ジンジャー | 中心的な香り、バランスを取る |
| ベースノート | フランキンセンス、シダーウッド | 重厚で深み、長く残る |
基本的には「トップ:ミドル:ベース=3:2:1」くらいの割合で混ぜると、バランスの取れた香りになります。
ただし、風邪予防ブレンドの場合はトップノートの精油(ユーカリやレモンなど)を多めにして爽快感を出すのもおすすめ。
自分の好みや用途に合わせて、少しずつ配合を調整してみてください!
安全に使うための注意点とNG例

アロマテラピーは自然由来のケア方法ですが、精油は植物を高濃度に凝縮したものなので、使い方を間違えると肌トラブルや健康被害につながることがあります。
ここでは、安全に楽しむために知っておきたい注意点とNG例をお伝えしていきます。
正しい知識を持つことで、家族全員が安心してアロマを楽しめるようになるでしょう!
妊娠中・乳幼児・ペットがいる家庭で避けたい精油
まず注意したいのが、特定の精油が持つ「刺激性」や「ホルモン様作用」。
妊娠中の方や乳幼児、ペットがいる家庭では、以下の精油は避けることをおすすめします。
【妊娠中に避けたい精油】
- クラリセージ(子宮収縮作用)
- ペパーミント(強い刺激)
- ローズマリー・カンファー(血圧上昇作用)
- セージ(ホルモン様作用)
特に妊娠初期は胎児への影響が心配されるため、使用前に専門家や医師に相談するのが安心です。
【乳幼児(3歳未満)に避けたい精油】
- ペパーミント(呼吸困難のリスク)
- ユーカリ・グロブルス(刺激が強い)
- ローズマリー(神経系への刺激)
乳幼児には、穏やかな香りのラベンダーやカモミール・ローマン、マンダリンなどがおすすめ。
また、ペット(特に猫)は精油を代謝する能力が低いため、ディフューザーの使用も控えめにし、換気をしっかり行うことが大切です!
肌に直接つけるときの注意点とパッチテスト方法
精油は原液のまま肌につけると、炎症やアレルギー反応を起こすことがあります。
必ずキャリアオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど)で1%以下に希釈してから使用してください。
また、初めて使う精油は、事前にパッチテストを行うと安心です。
【パッチテストの手順】
- キャリアオイル小さじ1に精油1滴を混ぜる
- 腕の内側に少量塗り、24時間様子を見る
- 赤みやかゆみが出なければ使用OK
もし異常を感じたら、すぐに洗い流し、使用を中止してみてください。
柑橘系の精油(レモン、グレープフルーツなど)は「光毒性」があり、塗布後に紫外線を浴びるとシミの原因になることもあるため、外出前の使用は避けるようにしましょう!
加湿器や空気清浄機に精油を入れてはいけない理由
「加湿器に精油を入れれば香りが広がるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、これは避けるべき行為。
精油は油分なので、通常の加湿器や空気清浄機に入れると内部の故障や詰まりの原因になります。
また、精油対応でない機器で使用すると、拡散される濃度が高くなりすぎて、呼吸器への刺激やアレルギー症状を引き起こすリスクも。
精油を使いたい場合は、アロマディフューザー専用の機器を選ぶか、ルームスプレーとして空間に吹きかける方法が安全です。
「専用」と表記されていないものには精油を入れないよう、しっかり注意してみてください!
体調が悪いとき・発熱時に避けるべき香り
風邪予防としてアロマを使う場合でも、すでに発熱していたり体調が悪化している場合は、一部の精油を避けたほうがよいケースがあります。
たとえば、ペパーミントは清涼感が強く、発熱時に使うと体温調節がうまくいかず、かえって身体に負担をかけることも。
また、シナモンやクローブといったスパイス系の精油は刺激が強すぎるため、体力が落ちているときには使わないほうが無難です。
体調不良時は、穏やかな香りのラベンダーやカモミールなど、リラックス系の精油を少量だけ使うようにしてみてください。
無理をせず、まずは休息を最優先にすることが何よりも大切です!
【応用編】季節・体調・気分に合わせたアロマブレンド応用レシピ集

基本のレシピに慣れてきたら、次は季節や体調、その日の気分に合わせてアレンジを楽しんでみましょう。
ここでは、少し応用的なブレンドレシピを4つご紹介していきます。
どれも実用的で、日常生活の中ですぐに取り入れられるものばかりです!
寒い朝におすすめ!ジンジャー×オレンジの温活ブレンド
冬の朝、なかなかベッドから出られない……そんなときにぴったりなのが、身体を目覚めさせる温活ブレンド。
【ディフューザー用ブレンド】
- ジンジャー…2滴
- オレンジスイート…3滴
- シダーウッド…1滴
ジンジャーのスパイシーな温かさとオレンジの明るさが組み合わさり、冷えた身体をじんわりほぐしてくれます。
シダーウッドを加えることで、香りに深みが生まれ、落ち着いた朝の時間を演出できるでしょう。
起床後すぐにディフューザーをセットすれば、心地よく一日をスタートできます!
ストレスや疲労で免疫が落ちた時のリラックスブレンド
仕事や家事に追われて疲れが溜まると、免疫力も低下しがち。
そんなときは、心身をゆるめるリラックスブレンドで自分を労わってあげましょう。
【芳香浴・入浴用ブレンド】
- ラベンダー…3滴
- フランキンセンス…2滴
- ベルガモット…1滴
ラベンダーの鎮静作用にフランキンセンスの深い呼吸を促す力が加わり、心の緊張がほぐれていきます。
ベルガモットは柑橘系の中でも特にストレス緩和に優れており、前向きな気持ちを取り戻すサポートをしてくれるでしょう。
お風呂に入れたり、夜寝る前のディフューザーで使ったりすると効果的です!
家族全員で使えるナチュラル除菌スプレー
小さな子どもがいる家庭でも安心して使える、マイルドな除菌スプレーレシピ。
【ナチュラル除菌スプレー】
- 精製水…45mL
- 無水エタノール…5mL
- ティートリー…2滴
- ラベンダー…2滴
- レモン…1滴
ティートリーの抗菌力をベースに、ラベンダーで優しさをプラス。
レモンが爽やかさを加えてくれるので、リビングやダイニングテーブル、ドアノブなど、家族が触れる場所にシュッとひと吹きしてみてください。
市販の除菌剤に比べて香りも穏やかで、化学成分が気になる方にもおすすめです!
風邪をひいた後の回復期に香りで整えるレシピ
風邪が治りかけの時期は、まだ本調子ではないけれど少しずつ元気を取り戻したいタイミング。
そんなときには、呼吸器をいたわりながら心も前向きにしてくれるブレンドが役立ちます。
【回復期サポートブレンド】
- ユーカリ・ラディアータ…2滴
- ティートリー…1滴
- マンダリン…2滴
ユーカリとティートリーで呼吸を楽にしつつ、マンダリンの優しい甘さが心を温めてくれます。
ディフューザーで使うほか、ルームスプレーにして寝室やリビングに吹きかけるのもおすすめ。
身体が回復していく過程を、香りが優しく見守ってくれるでしょう!
まとめ

風邪予防にアロマを取り入れることで、抗菌・抗ウイルス作用と心身のリラックス効果を同時に得られます。
ティートリーやユーカリ、ラベンダーといった精油を上手に組み合わせることで、空気環境を整えながら免疫力をサポートできるのです。
ルームスプレーやディフューザーブレンド、入浴剤など、用途に応じたレシピを活用すれば、初心者の方でも手軽に風邪予防アロマを始められるでしょう。
ただし、精油は高濃度の天然成分なので、濃度や使い方を守ること、妊娠中や乳幼児がいる家庭では注意が必要な精油があることも忘れないでください。
この記事でお伝えしたレシピと注意点を参考にしながら、あなたに合ったアロマブレンドを作ってみてください。
自然の力を味方につけて、今年の冬を健やかに過ごしていきましょう!





