「日焼けした肌に、アロマを使ってもいいのかな……」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
日焼け後の肌はとてもデリケートな状態になっているため、いつ、どんなアロマを使えばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、日焼け後のアロマケアを始めるタイミングや、肌をいたわるためにおすすめの精油、初心者でも作れる簡単なブレンドレシピについて取り上げていきます。あわせて部位別の使い分けや注意点もお伝えしていくので、安心してケアに取り組めるようになります!
日焼け後のアロマケアはいつから?まずは冷やして肌を落ち着かせよう

日焼け後は、いきなりアロマケアを始めるのではなく、正しい順番でケアしていくことが大切です。ここでは、アロマケアを始めるタイミングについて、3つのポイントに分けてお伝えしていきます。
日焼け直後はアロマよりも冷却を優先する
日焼け直後は、アロマケアよりもまず肌を冷やすことを優先してみてください。
なぜなら、日焼けした肌は軽いやけどに近い状態になっており、ほてりを鎮めることが最優先だからです。
具体的には、冷たいシャワーや保冷剤をタオルで包んだもので、ヒリヒリとした熱感が引くまで冷やしていきます。このとき、氷を直接肌に当てると刺激が強すぎるため、必ずタオルなどで包んでから使うようにしましょう。
このように、日焼け直後はアロマよりも冷却を優先し、肌の熱をしっかり取り除くことから始めてみてください。
火照りが落ち着いてから保湿とアロマケアを始める
肌の火照りが落ち着いてきたら、保湿とあわせてアロマケアを始めていきましょう。
冷却だけでは肌の乾燥までは防げないため、うるおいを補う工程が欠かせないからです。
目安として、触れても熱さを感じなくなったタイミングで、低濃度に希釈したオイルやジェルを使い始めるとよいでしょう。ただし、少しでも違和感があれば、無理に使用を続けないことも大切です。
このように、火照りが落ち着いたタイミングを見極めてから、保湿とアロマケアをセットで始めてみてください。
ヒリヒリ・水ぶくれなどがあるときはアロマを使わない
肌にヒリヒリとした痛みや水ぶくれが見られる場合は、アロマの使用を控えてみてください。
というのは、こうした症状は重度の日焼けによる皮膚の損傷が疑われ、精油の成分が刺激となって悪化させる恐れがあるからです。
実際、水ぶくれができるほどの日焼けは、やけどでいう「Ⅱ度熱傷」に近い状態とされており、自己判断でのケアが難しいケースも少なくありません。このような場合は、皮膚科を受診したうえで、医師の指示に従うようにしましょう。
したがって、強い痛みや水ぶくれがあるときは、アロマに頼らず医療機関で相談してみてください!
日焼け後のケアに使いやすいアロマ(精油)と選び方

日焼け後のケアといっても、どの精油を選べばいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。ここでは、日焼け後のケアに使いやすいアロマを4種類ピックアップしてお伝えしていきます。
ラベンダー|日焼け後のアロマケアでまず選びたい定番精油
日焼け後のアロマケアで、まず選びたいのがラベンダーです。
香りが穏やかで刺激も少なく、初めてアロマを取り入れる方でも扱いやすい精油だからです。
ラベンダーは、肌をいたわりたいときに広く使われており、リラックスタイムの香りづけとしても人気があります。ちなみに、他の精油とも相性がよいため、ブレンドの軸として取り入れやすい点も魅力です。
このように、迷ったときはまずラベンダーを選んでおくと、安心して使いやすいのでおすすめです。
ローマンカモミール|デリケートになった肌をいたわりたいときに
デリケートになった肌をいたわりたいときには、ローマンカモミールが適しています。
甘くやさしい香りが特徴で、肌への負担を抑えながら使いたい場面に向いているからです。
繊細な肌向けのケア用品にもよく使われており、穏やかな使い心地を求める方から選ばれています。また、就寝前のリラックスタイムに取り入れる方も少なくありません。
そのため、日焼け後で肌が敏感になっているときこそ、ローマンカモミールを試してみてください。
フランキンセンス|日焼け後の乾燥が気になるときに
日焼け後の乾燥が気になるときにおすすめなのが、フランキンセンスです。
樹脂系の落ち着いた香りを持ち、肌のコンディションを整えたいときに選ばれることが多い精油だからです。
スキンケアブランドの商品にもよく配合されており、うるおいを保ちたい方から支持されています。さらに、深みのある香りは気分を落ち着けたいときにも向いています。
つまり、乾燥が気になる季節の日焼け後ケアには、フランキンセンスを取り入れてみることをおすすめします。
ゼラニウム|乾燥による肌のコンディションが気になるときに
乾燥による肌のコンディションが気になるときには、ゼラニウムを選んでみてください。
フローラル系のやさしい香りで、うるおいバランスを意識したケアに使われることが多いからです。
化粧品や香水にもよく使われる精油で、女性を中心に人気があります。加えて、リフレッシュしたいときの香りづけとしても重宝します。
このように、乾燥や肌のコンディションが気になる方は、ゼラニウムを候補に入れてみてください!
初心者でも作れる!日焼け後の基本アロマブレンドレシピ

ここからは、初心者の方でも簡単に作れる、基本的なアロマブレンドレシピをお伝えしていきます。手に入りやすい材料でできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください!
植物油で作るシンプルなアフターサンオイル
まずご紹介したいのが、植物油をベースにしたシンプルなアフターサンオイルです。
植物油は肌なじみがよく、精油を希釈するベースオイルとして扱いやすいからです。
具体的には、ホホバオイルなどの植物油30mlに対し、ラベンダー精油を低濃度で加えるだけで完成します。作り方も簡単なので、道具をあまり持っていない方にも向いています。
このように、植物油ベースのオイルは手軽に作れるため、最初の一本として試してみてください。
アロエジェルで作るさっぱりアフターサンジェル
べたつきが気になる方には、アロエジェルを使ったさっぱりタイプのジェルがおすすめです。
みずみずしいテクスチャーで、暑い時期でも使いやすいという特徴があるからです。
無添加のアロエジェルに精油を少量加えて混ぜるだけで、簡単にオリジナルのジェルが作れます。特に、汗をかきやすい季節のボディケアに向いています。
したがって、さっぱりとした使い心地を求める方は、アロエジェルタイプを選んでみてください。
広い範囲をケアしやすいアフターサンローション
腕や脚など広い範囲をケアしたいときは、ローションタイプを作ってみてください。
伸びがよく、少量でも広範囲に塗り広げやすいという特徴があるからです。
無香料の乳液やローションをベースに精油を加えれば、市販品のような使い心地に仕上がります。ボディ全体のケアをまとめて行いたいときに、特に重宝するでしょう。
このように、範囲の広いケアには、ローションタイプのブレンドを活用してみてください。
ブレンドする精油の滴数と希釈濃度の目安
ブレンドを作るときは、精油の滴数と希釈濃度の目安を知っておくことが大切です。
濃度が濃すぎると、肌への刺激が強くなってしまう恐れがあるからです。
一般的に、ボディ用は0.5〜1%程度、顔用はそれよりも低い濃度を目安に希釈するとよいとされています。植物油30mlであれば、精油を3〜6滴程度に抑えるとバランスが取りやすいでしょう。
このように、滴数と濃度の目安を守りながら、無理のない範囲でブレンドを作ってみてください!
赤み・乾燥・顔・ボディ別|日焼け後のアロマブレンドと使い分け

日焼け後の肌状態や部位によって、適したブレンドは変わってきます。ここでは、シーン別の組み合わせ方についてお伝えしていきます。
赤みや火照りが落ち着いた肌をいたわるブレンド
赤みや火照りが落ち着いてきた肌には、ラベンダーとローマンカモミールを組み合わせたブレンドが向いています。
どちらも穏やかな香りを持ち、デリケートな肌をいたわりたい場面で選ばれることが多い精油だからです。
植物油に対し、それぞれの精油を1〜2滴ずつ加えるだけで、やさしい使い心地のオイルが完成します。就寝前のケアに取り入れる方も多いようです。
そのため、肌が落ち着いてきたタイミングでは、この組み合わせを試してみてください。
日焼け後の乾燥が気になるときの保湿ブレンド
乾燥が気になるときには、フランキンセンスとゼラニウムを合わせたブレンドがおすすめです。
どちらもうるおいを意識したケアに使われることが多く、乾燥対策との相性がよいからです。
アロエジェルやローションに、それぞれ1滴程度加えるだけで、保湿を意識したブレンドが作れます。乾燥が気になる季節には、特に活躍する組み合わせです。
このように、乾燥が気になる時期は、この2種類の精油を軸にブレンドを考えてみてください。
顔の日焼け後に使うなら低濃度でやさしいブレンドに
顔に日焼け後のアロマケアを取り入れる場合は、ボディよりもさらに低い濃度を意識してみてください。
顔の皮膚は薄く、ボディに比べて刺激を受けやすい部位だからです。
目安としては0.5%以下に抑え、ラベンダーなど刺激の少ない精油を選ぶと安心です。心配な場合は、まず二の腕の内側でパッチテストを行ってから使うとよいでしょう。
つまり、顔まわりのケアには、濃度を抑えたやさしいブレンドを選ぶことが大切です。
腕・肩・脚などボディの日焼け後に使いやすいブレンド
腕や肩、脚といったボディ部分には、比較的しっかりめの濃度のブレンドを使いやすいでしょう。
顔に比べて皮膚が厚く、面積も広いため、少し濃いめでもケアの効果を実感しやすいからです。
植物油やローションに精油を数滴加えたものを、広い範囲に塗り広げていく使い方が一般的です。スポーツやレジャーで日焼けしやすい部位にも取り入れやすいでしょう。
このように、ボディ用と顔用で濃度を使い分けながら、それぞれに合ったブレンドを選んでみてください!
日焼け後にアロマを使うときの注意点|濃度・光毒性・NGな肌状態

アロマは正しく使えば心強い味方になりますが、いくつか気をつけたいポイントもあります。ここでは、使ううえでの注意点をお伝えしていきます。
精油を原液のまま日焼けした肌につけない
精油は、原液のまま日焼けした肌へ直接つけないようにしてみてください。
原液は成分が非常に濃縮されており、デリケートな肌には刺激が強すぎるからです。
実際、精油を扱う際は、植物油やジェルなどであらかじめ希釈してから使うのが基本とされています。特に日焼け後は肌のバリア機能が弱っているため、いつも以上に濃度へ気を配る必要があります。
したがって、原液のまま使うことは避け、必ず希釈してから取り入れてみてください。
顔とボディでは精油の濃度を調整する
先ほども触れたとおり、顔とボディでは適した精油の濃度が異なります。
部位によって皮膚の厚みや刺激への感受性が違うからです。
顔には0.5%以下、ボディには1%程度を目安にするなど、部位ごとに分けて考えると失敗しにくくなります。迷ったときは、低い濃度から試してみるとよいでしょう。
このように、部位に応じて濃度を調整する意識を持ってみてください。
光毒性のある精油は紫外線を浴びる前の使用に注意する
精油の中には光毒性を持つ種類があるため、使用のタイミングに注意してみてください。
肌につけたまま紫外線を浴びると、シミや炎症の原因になることがあるからです。
代表的なものとして、ベルガモットやレモンなどの柑橘系精油が挙げられます。日焼け後のケアではこうした精油の使用は避け、外出前も控えたほうが安心です。
そのため、光毒性のある精油を使う際は、紫外線を浴びる時間帯の使用は控えるとよいでしょう。
敏感肌はパッチテストをしてから使用する
肌が敏感な方は、ブレンドを作ったらまずパッチテストを行ってから使用してみてください。
日焼け後の肌は特にトラブルが起きやすく、思わぬ反応が出る可能性があるからです。
二の腕の内側などにブレンドを少量塗り、24時間ほど様子を見てから本格的に使い始めると安心です。もし赤みやかゆみが出た場合は、すぐに洗い流して使用を中止しましょう。
このように、敏感肌の方ほど、パッチテストの工程を省略しないことが大切です。
強い痛みや水ぶくれなどがある場合はセルフケアで済ませない
強い痛みや水ぶくれが出ている場合は、セルフケアだけで済ませないようにしてみてください。
こうした症状は皮膚科的な処置が必要なケースもあり、自己判断での対応がかえって悪化を招く恐れがあるからです。
医療機関では、症状に応じた薬の処方や適切な処置を受けられるため、無理をせず相談することをおすすめします。アロマは、あくまで日常的なセルフケアの範囲にとどめておくことが大切です。
つまり、症状が重いと感じたときは、早めに専門機関を頼ってみてください!
日焼け後の肌をいたわる過ごし方|保湿・入浴・食事と翌日以降のケア

アロマケアとあわせて、日々の過ごし方を見直すことも、肌をいたわるうえで欠かせません。ここでは、保湿や入浴、食事などのポイントをお伝えしていきます。
冷却後は肌を乾燥させないようしっかり保湿する
肌を冷やしたあとは、乾燥させないようしっかりと保湿していくことが大切です。
冷却によって水分が蒸発しやすくなっており、そのままにしておくと肌がつっぱってしまうからです。
化粧水やアロマブレンドを使い、うるおいを与えるケアを重ねていくとよいでしょう。乾燥が気になる方は、保湿を数回に分けて重ね塗りするのもひとつの方法です。
このように、冷却のあとは間を空けずに保湿ケアへとつなげてみてください。
日焼け当日は熱いお風呂や肌への強い刺激を避ける
日焼けした当日は、熱いお風呂や肌への強い刺激を避けてみてください。
熱いお湯やゴシゴシとした洗い方は、火照った肌の炎症を悪化させる可能性があるからです。
入浴時は、ぬるめのシャワーで済ませ、タオルで擦らずに優しく押さえるように水分を拭き取るとよいでしょう。ボディソープも、刺激の少ないタイプを選ぶと安心です。
したがって、日焼け当日は、いつもよりワンランク優しいお手入れを意識してみてください。
水分と栄養を意識して体の内側からもケアする
日焼け後は、体の外側だけでなく、水分と栄養を意識して内側からもケアしていくことがポイントです。
日焼けは肌だけでなく体全体にとっても負担がかかっており、水分やビタミンが失われやすい状態だからです。
こまめな水分補給に加え、ビタミンCやビタミンEを含む食品を意識して取り入れると、体の回復をサポートしやすくなります。フルーツや野菜を積極的に食事へ取り入れるのもおすすめです。
このように、内側からのケアも意識することで、より効果的に肌をいたわっていけます。
翌日以降も紫外線対策を続けて肌を守る
日焼けした翌日以降も、紫外線対策を続けて肌を守っていくことが大切です。
一度ダメージを受けた肌は、通常よりも紫外線の影響を受けやすい状態が続くからです。
日焼け止めをこまめに塗り直したり、日傘や帽子を活用したりすることで、肌への負担を減らせます。回復途中の肌は特に、無理に日光にさらさない工夫を続けてみてください。
つまり、ケアと並行して紫外線対策を継続することが、肌を早く落ち着かせる近道になります!
まとめ

ここまで、日焼け後のアロマケアについてお伝えしてきました。
日焼け後は、まず肌をしっかり冷やして落ち着かせたうえで、ラベンダーやローマンカモミールなど刺激の少ない精油を、低濃度で取り入れていくことが大切です。あわせて保湿や紫外線対策、体の内側からのケアも続けていくことで、より肌をいたわりやすくなります。
ヒリヒリとした痛みや水ぶくれがあるときは、無理にセルフケアをせず、早めに医療機関へ相談してみてください。ご自身の肌の状態をよく観察しながら、無理のない範囲でアロマケアを楽しんでみてください!





