「キャンドル式ディフューザーを買ってみたけど、正しい使い方がわからない……」
「火を使うアイテムだから、なんとなく不安」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
キャンドル式ディフューザーは、ゆらめく炎とやさしい香りを同時に味わえる人気のアロマグッズです。
とはいえ、火と熱を扱う道具なので、使い方を誤ると空焚きややけど、火災につながるおそれもあります。
この記事では、キャンドル式ディフューザーの正しい使い方を5ステップでご紹介していきます。
あわせて、安全に使うための注意点や精油・水の適量、よくある失敗の対処法もまとめました。
さらに、お手入れ方法や超音波式などとの違いも取り上げるので、自分に合ったアロマの楽しみ方を見つけてみてください!
キャンドル式ディフューザーとは?仕組みと特徴を解説

キャンドル式ディフューザーとは、ろうそくの熱で水と精油(エッセンシャルオイル)を温め、香りを部屋に広げるアロマグッズのことです。
一般的には「アロマポット」と呼ばれることもあります。
電源がいらないため、好きな場所で手軽に使えるのも魅力。
ここでは、仕組みやメリット・デメリット、アロマキャンドルとの違いを順番に見ていきましょう!
キャンドルの熱で精油の香りを広げる仕組み
キャンドル式ディフューザーは、炎の熱で上皿の水と精油を温め、香り成分を空気中に広げる仕組みです。
本体は、下段にティーライトキャンドルを置く空間があり、上段に水を張る皿(上皿)がついた構造が一般的。
火をつけると、炎の熱がじんわりと上皿に伝わっていきます。
すると、温まった水とともに精油の香り成分が少しずつ揮発し、ふんわりと部屋全体に広がるのです。
なお、上皿に水を張るのは、精油が直接熱されて焦げるのを防ぎ、香りをおだやかに立たせるため。
つまり、「炎の熱」と「水」を組み合わせて、香りをゆっくり届けるのがキャンドル式の特徴といえます!
キャンドル式ディフューザーのメリット・デメリット
キャンドル式ディフューザーには、手軽さと雰囲気のよさという大きなメリットがある一方、火を使うゆえの注意点もあります。
なぜなら、電源不要でシンプルな構造である反面、炎と熱を扱うため、使う人の管理が欠かせないからです。
具体的には、次のような特徴があります。
メリット
- 電源がいらず、置き場所を選びやすい
- 本体価格が手ごろなものが多い
- 炎のゆらぎを眺めながら、くつろぎの時間を過ごせる
- 動作音がなく静か
デメリット
- 火を使うため、使用中は目を離せない
- 空焚きやすす、やけどのリスクがある
- 使用後に上皿の掃除が必要
- タイマー機能がなく、香りの強さを細かく調整しにくい
このように魅力の多いアイテムですが、安全への配慮とセットで楽しむことが大切です!
アロマキャンドルとの違い
キャンドル式ディフューザーとアロマキャンドルの大きな違いは、香りを生み出す方法にあります。
なぜなら、ディフューザーは精油を温めて香らせるのに対し、アロマキャンドルはろうに練り込まれた香料が、ろうの溶ける熱で香るからです。
たとえば、ディフューザーならその日の気分に合わせて、精油を自由に入れ替えられるのが魅力。
一方、アロマキャンドルは火をつけるだけで手軽に香りますが、香りの種類は商品ごとに決まっています。
また、ディフューザーは水や精油の補充、上皿の掃除といった手間がかかる点も違いのひとつです。
香りを自分好みにアレンジしたいならディフューザー、手軽さを重視するならアロマキャンドルを選んでみてください!
キャンドル式ディフューザーの正しい使い方を5ステップで解説

キャンドル式ディフューザーの使い方は、それほど難しくありません。
ただし、手順を1つでも飛ばすと、空焚きや火の事故につながるおそれがあります。
ここでは、設置から片付けまでの流れを5ステップでご紹介していきます。
初めて使う方は、ぜひ手元に本体を用意しながら読み進めてみてください!
ステップ1:安定した場所にディフューザーを設置する
まずは、平らで安定した場所にディフューザーを置きましょう。
なぜなら、使用中に本体が傾いたり倒れたりすると、熱いお湯がこぼれたり、火が周囲に燃え移ったりする危険があるからです。
たとえば、テーブルの端や、ぐらつく棚の上は避けるのが無難。
また、耐熱性のあるコースターやトレーを敷くと、家具の表面を熱から守れます。
カーテンの近くや、エアコンの風が直接当たる場所も避けておくと安心です。
設置場所選びは、安全に使うための第一歩。
「安定していて、周りに燃えやすい物がない場所」を選んでみてください!
ステップ2:上皿に適量の水を入れる
次に、上皿に水を入れていきます。
目安は、上皿の7〜8分目程度か、メーカーが指定する量。
なぜなら、水が少なすぎると早く蒸発して空焚きになりやすく、多すぎると温まるまで時間がかかったり、あふれたりするからです。
基本的には、水道水で問題ありません。
ちなみに、ぬるま湯を使うと香りが立つまでの時間を短縮できます。
また、注ぐときはこぼさないように、少しずつ入れるのがコツ。
水の量は空焚きを防ぐための大切なポイントなので、毎回しっかり確認してみてください!
ステップ3:精油(エッセンシャルオイル)を数滴加える
水を入れたら、次は精油を数滴たらしていきます。
なぜなら、精油は成分が凝縮されているため、ほんの少量でも部屋に十分広がるからです。
6畳程度の部屋であれば、まずは2〜3滴から試すのがおすすめ。
物足りない場合は、次回の使用時に1滴ずつ増やすと調整しやすくなります。
なお、精油は必ず火をつける前に加えるのが基本。
使用中に足そうとすると、熱くなった上皿に手を近づけることになり危険です。
「少なめから始める」を合言葉に、好みの香りの強さを探してみてください!
ステップ4:キャンドルに火をつけて香りを楽しむ
準備が整ったら、ティーライトキャンドルを本体の下段にセットし、火をつけていきます。
このとき、柄の長い着火用ライターを使うのがおすすめ。
なぜなら、本体の下段は狭く、短いライターでは指が炎や熱い部分に近づきやすいからです。
炎が安定すると、数分〜10分ほどで水が温まり、ふんわりと香りが漂いはじめるでしょう。
香りが広がったら、炎のゆらぎを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。
火をつける瞬間がもっとも炎に近づくタイミングなので、落ち着いて作業することが大切です!
ステップ5:火を消して十分に冷ましてから片付ける
香りを楽しんだら、火を消して、本体が十分に冷めてから片付けましょう。
なぜなら、消火直後の本体や上皿、お湯は高温になっており、すぐに触るとやけどをするおそれがあるからです。
火を消すときは、息を吹きかけるよりも、キャンドルスナッファー(火消し)でふたをする方法がおすすめ。
吹き消すと、溶けたろうが飛び散ったり、煙やにおいが出たりしやすいためです。
消火後は30分ほど置き、手で触れても熱くないことを確かめてから、お湯を捨てて上皿を洗うようにしてみてください。
「消す→冷ます→片付ける」の順番を守ることで、最後まで安全にアロマタイムを楽しめます!
キャンドル式ディフューザーを使う際の注意点7つ

キャンドル式ディフューザーは手軽に使える反面、火と熱を扱うため、いくつか気をつけたいポイントがあります。
ここでは、安全に楽しむために押さえておきたい注意点を7つご紹介していきます。
どれも事故を防ぐために大切な内容なので、ひとつずつ確認してみてください!
空焚きを防ぎ、水がなくなる前に使用を終える
キャンドル式ディフューザーを使うときは、上皿の水がなくなる前に火を消すことを徹底しましょう。
なぜなら、水がない状態で加熱が続くと、精油が焦げて煙や不快なにおいが出たり、上皿が割れたりするおそれがあるからです。
一般的なティーライトキャンドルは、3〜4時間ほど燃え続けるタイプが主流。
ところが、上皿の水はそれより早く減ってしまうことが少なくありません。
つまり、ろうそくが燃え尽きるまで放っておくと、途中で空焚きになる可能性が高いのです。
そのため、使用中はこまめに水の量をチェックし、減ってきたら一度火を消して、冷ましてから水を足してみてください。
「キャンドルが残っていても、水が少なくなったら終了」と覚えておくと安心です!
使用中は目を離さず、就寝時や外出時は必ず消火する
火がついている間は、ディフューザーから目を離さないようにしましょう。
なぜなら、わずかな時間でも思わぬ転倒や空焚きが起こり、火災につながる可能性があるからです。
たとえば、「少しだけ別の部屋に行く」「香りをつけたまま横になる」といった使い方は避けるべき行動。
また、外出するときや眠るときは、必ず火を消してから離れるのが鉄則です。
寝室で香りを楽しみたい場合は、くつろぎタイムに使って、布団に入る前に消火すると安心でしょう。
「火をつけたらその場を離れない」を徹底して、安全に香りを楽しんでみてください!
カーテンや紙など燃えやすい物から十分に離す
ディフューザーを置くときは、カーテンや紙、布製品など、燃えやすい物から十分に距離をとりましょう。
なぜなら、炎が直接触れなくても、風で揺れたカーテンが近づいたり、熱で物が焦げたりして、火災の原因になることがあるからです。
具体的には、次のような物の近くは避けるのが安心。
- カーテンやブラインド
- 本や雑誌、ティッシュなどの紙類
- ドライフラワーや観葉植物の枯れ葉
- ソファやクッションなどの布製品
さらに、熱は上方向にも伝わるため、棚の下や吊り下げ照明の真下に置くのも控えたいところです。
本体の周りや上方に何もない場所を選び、余裕をもって設置してみてください!
精油を直接火に近づけたり、使用中に追加したりしない
精油を扱うときは、炎に直接近づけないことを徹底しましょう。
なぜなら、精油には引火しやすい性質をもつものが多く、火に触れると燃え上がる危険があるからです。
たとえば、炎のそばでボトルを開けたり、ろうそくの近くに置きっぱなしにしたりするのは危険な行為。
また、使用中に精油を足すのもおすすめできません。
熱くなった上皿に手を近づけることになるうえ、ボトルの口から垂れた精油が炎に落ちるおそれもあるためです。
香りが弱く感じたときは、一度火を消し、本体を冷ましてから追加するようにしてみてください。
精油は「炎から遠ざけ、消火してから扱う」と意識しておくと安心です!
本体や上皿が熱くなるため、やけどに注意する
使用中や使用直後の本体・上皿には、素手で触れないように気をつけましょう。
なぜなら、ろうそくの熱で本体全体が温まり、上皿のお湯もかなり高温になっているからです。
とくに陶器やガラス製の本体は熱を蓄えやすく、火を消したあともしばらく熱い状態が続きます。
また、使用中に動かすとお湯がこぼれてやけどするおそれがあるため、位置はそのままにしておくのが基本。
どうしても場所を変えたい場合は、火を消して完全に冷めてから移動させてみてください。
「使用中・使用直後は触らない、動かさない」を意識することが、やけど予防のポイントです!
子どもやペットが触れない場所で使用する
小さな子どもやペットがいる家庭では、手の届かない場所でディフューザーを使いましょう。
なぜなら、子どもや動物は炎に興味を示しやすく、本体を倒したり、お湯や精油に触れたりする危険があるからです。
たとえば、低いテーブルや床の上は、子どもの手やペットの体が当たりやすい場所。
とくにペットの場合は、しっぽが炎に触れたり、ジャンプして本体を倒したりする事故も起こりかねません。
さらに、猫などの動物は精油の成分を体内でうまく分解できないとされており、香りそのものが負担になる場合もあります。
ペットと暮らしている方は、使用前にかかりつけの獣医師に相談しておくと安心です。
家族全員が心地よく過ごせるよう、使う場所や時間帯をしっかり考えてみてください!
換気に配慮し、香りを強くしすぎない
キャンドル式ディフューザーを使うときは、適度に換気をして、香りを強くしすぎないことも心がけたいポイント。
なぜなら、閉め切った部屋で長時間火を使ったり、香りが強すぎたりすると、頭痛や気分の悪さを感じる人もいるからです。
目安として、30分〜1時間に1回は窓を開けるなど、空気を入れ替えるのがおすすめ。
また、ほのかに感じる程度が、心地よく過ごしやすい強さです。
同じ空間にいる家族や来客が、その香りを苦手としているケースもあるため、周りの人への気配りも忘れずに。
体調に不安がある方や妊娠中の方は、使用前に医師へ相談しておくと安心でしょう。
「少し物足りない」くらいを目安に、心地よい空間づくりを楽しんでみてください!
キャンドル式ディフューザーの使用時間と精油・水の適切な量

キャンドル式ディフューザーを快適に使うには、水や精油の量、使用時間の目安を知っておくことが欠かせません。
量や時間が適切でないと、香りが弱すぎたり、空焚きにつながったりするためです。
ここでは、初心者の方でも迷わないよう、それぞれの目安と考え方をお伝えしていきます!
水の量は上皿の容量とメーカーの指定に合わせる
水の量は、皿の容量とメーカーの指定に合わせるのが基本。
なぜなら、製品によって上皿の大きさや深さ、炎との距離が異なり、適切な水量も変わってくるからです。
取扱説明書に「◯ml」「◯分目まで」といった記載がある場合は、その量を守ってみてください。
指定がないときは、上皿の7〜8分目を目安にするとよいでしょう。
ただし、縁ギリギリまで注ぐと、温まったお湯がこぼれやすくなるため避けるのが無難です。
水の量を正しく守ることが、空焚き防止と香りの広がりの両方につながります!
精油は何滴入れる?初心者向けの目安と調整方法
初心者の方は、精油を2〜3滴から試してみるのがおすすめ。
なぜなら、精油はわずかな量でもしっかり香るため、いきなり多く入れると強すぎると感じてしまう場合があるからです。
部屋の広さ別の目安は、以下のとおり。
- 6畳程度の部屋:2〜3滴
- 8〜10畳程度の部屋:3〜5滴
- 10畳以上の部屋:5滴前後
これを基準に、香りが弱ければ1滴ずつ増やし、強ければ次回から減らしていく方法が調整しやすいでしょう。
また、複数の精油をブレンドする場合も、合計の滴数が目安を超えないように意識してみてください。
なお、雑貨店などで売られている合成香料入りの「アロマオイル」には、加熱に向かない商品もあります。
使用前に、商品の表示や本体の説明書で対応しているかを確認しておくと安心です。
好みの香りの強さは人それぞれなので、少しずつ調整しながら、自分にぴったりの量を見つけてみてください!
連続使用時間の考え方と長時間使用を避ける理由
メーカーの指定がない場合、1回の使用時間は1〜2時間程度を目安にするのがよいでしょう。
なぜなら、長時間使い続けると上皿の水が蒸発して空焚きになりやすく、鼻が慣れて香りを感じにくくなることもあるからです。
実際、ろうそくが燃え尽きるまで使い続けた結果、途中で水がなくなり精油が焦げついてしまうケースは少なくありません。
また、人の嗅覚には、同じにおいに慣れやすい性質があります。
そのため、1〜2時間ほど楽しんだら一度火を消し、換気をしてから改めて使うほうが、香りを新鮮に感じやすくなるのです。
「短時間で区切って楽しむ」ことを意識すると、安全性も心地よさも高められます!
キャンドルの種類と安全な選び方
ディフューザーで使うろうそくは、本体のサイズに合った無香料のティーライトキャンドルを選ぶのが鉄則。
なぜなら、サイズの合わないものを使うと炎が上皿に近づきすぎて空焚きや破損の原因になり、香りつきのものは精油と香りが混ざってしまうからです。
ティーライトキャンドルとは、アルミなどの小さなカップに入った、直径4cm前後の小型キャンドルのこと。
燃焼時間は商品によって異なり、2時間程度のものから4時間以上のものまでさまざまです。
選ぶときは、次のポイントをチェックしてみてください。
- 本体の説明書で指定されているサイズ・種類か
- 無香料であるか
- カップ入りで、ろうが流れ出にくいか
- 燃焼時間が長すぎないか
とくに、燃焼時間の長いものは途中で空焚きになりやすいため、使用時間に合わせて選ぶのも1つの方法です。
本体に合ったキャンドルを選ぶことが、安全にアロマを楽しむための土台になります!
キャンドル式ディフューザーのよくある失敗と対処法

どれだけ気をつけていても、使い慣れないうちは思わぬ失敗をしてしまうこともあります。
ここでは、キャンドル式ディフューザーでよくある失敗と、その対処法をまとめてご紹介していきます。
いざというときに慌てないよう、事前にチェックしてみてください!
水を入れ忘れた・空焚きしてしまった場合の対処法
空焚きに気づいたら、まずは落ち着いて火を消すことを最優先にしましょう。
なぜなら、そのまま加熱を続けると、焦げや煙がひどくなるだけでなく、上皿が割れたり火災につながったりするおそれがあるからです。
空焚きしたときの対処の流れは、次のとおり。
- キャンドルスナッファーなどで火を消す
- 窓を開けて換気する
- 本体が完全に冷めるまで触らずに待つ
- 冷めたら上皿にヒビや割れがないか確認する
とくに注意したいのが、熱くなった上皿に慌てて水をかけること。
急激な温度変化で陶器やガラスが割れるおそれがあるため、絶対に避けましょう。
また、ヒビが入っている場合はそのまま使い続けると危険なため、使用を中止してメーカーに問い合わせてみてください。
空焚きしてしまっても、「消火→換気→冷却→点検」の順番で落ち着いて対処することが大切です!
精油の香りが弱い・広がらないときの確認ポイント
香りが弱いと感じたら、精油の量や状態、部屋の環境を見直してみてください。
なぜなら、香りの広がり方は、精油そのものの状態だけでなく、水の量や部屋の広さ、換気の状況などにも左右されるからです。
具体的には、以下のポイントを確認してみるのがおすすめ。
- 精油の量が部屋の広さに対して少なすぎないか
- 上皿の水が多すぎて、温まるのに時間がかかっていないか
- 開封から時間がたった精油を使っていないか
- 換気扇やエアコンの風で香りが流れていないか
- 同じ香りに鼻が慣れていないか
なかでも見落としやすいのが、精油の使用期限。
一般的に、開封後は1年程度、柑橘系は半年程度が使い切りの目安とされています。
原因をひとつずつ確かめ、自分の環境に合った方法で香りを調整してみてください!
焦げ臭い・煙が出るときの原因と対処法
焦げ臭さや煙を感じたら、すぐに火を消して原因を確認しましょう。
なぜなら、こうした異変は、空焚きや精油のこびりつき、炎の不完全燃焼など、何らかのトラブルが起きているサインだからです。
主な原因として考えられるのは、次の3つ。
- 上皿の水が減り、精油が直接熱されている
- 上皿に古い精油の汚れが残っている
- 風で炎が揺れて、すすが出ている
水が減っていた場合は、本体を冷ましてから水を足し、汚れが残っていれば洗ってから使い直してみてください。
また、エアコンや扇風機の風が当たる場所では炎が不安定になりやすいため、設置場所を見直すのも有効です。
異変を感じたら「まず消火」を徹底し、原因を取り除いてから再開するようにしてみてください!
上皿に精油がこびりついたときの対処法
上皿に精油がこびりついてしまったら、ぬるま湯と中性洗剤でやさしく洗うのが基本。
なぜなら、精油は油分を含むため水だけでは落ちにくく、硬いスポンジや研磨剤でこすると上皿を傷つけてしまうからです。
頑固な汚れの場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく浸け置きしてから、柔らかいスポンジで洗ってみてください。
それでも落ちないときは、無水エタノールを含ませた布やキッチンペーパーで拭き取る方法もあります。
ただし、エタノールは引火しやすいため、必ず火の気のない場所で、本体が完全に冷めてから使いましょう。
加えて、素材によっては変色する場合もあるため、目立たない部分で試してからにすると安心。
こびりつきを防ぐには、使用後に毎回洗うことがいちばんの近道です!
キャンドル式ディフューザーのお手入れ方法と他のタイプとの違い

キャンドル式ディフューザーを長く快適に使うには、毎回のお手入れが欠かせません。
また、アロマディフューザーにはキャンドル式以外にもさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
ここでは、お手入れの方法や他のタイプとの違い、さらに火を使わない楽しみ方までお伝えしていきます!
使用後の正しい洗い方と汚れを残さないコツ
上皿は、使うたびに洗ってしっかり乾かすことが、汚れを残さないいちばんのコツ。
なぜなら、精油や水あかが残ったまま次に使うと、汚れが焦げついたり、前回の香りが混ざったりする原因になるからです。
お手入れの手順は、以下のとおり。
- 本体が完全に冷めたことを確認する
- 上皿に残ったお湯を捨てる
- ぬるま湯と中性洗剤を使い、柔らかいスポンジで洗う
- 水で十分にすすぐ
- 乾いた布で水気を拭き取り、自然乾燥させる
上皿を取り外せないタイプの場合は、キッチンペーパーで残ったお湯と精油を吸い取ってから、濡らした布で拭くとよいでしょう。
さらに、ろうそくを置く下段にもろうやすすが付着しやすいため、ときどき乾いた布で拭いておくと清潔に保てます。
毎回のひと手間が、次回も心地よく香りを楽しむための秘訣です!
超音波式・ネブライザー式との違い
キャンドル式と超音波式・ネブライザー式の大きな違いは、香りを広げる方法と火の使用の有無にあります。
なぜなら、キャンドル式は炎の熱で香りを立たせるのに対し、超音波式は振動、ネブライザー式は空気の力で精油を拡散させるからです。
3つのタイプの主な違いを、表にまとめました。
| 項目 | キャンドル式 | 超音波式 | ネブライザー式 |
|---|---|---|---|
| 香りを広げる方法 | 炎の熱で温める | 振動でミストにする | 空気の力で霧状にする |
| 火の使用 | あり | なし | なし |
| 電源 | 不要 | 必要 | 必要 |
| 水 | 必要 | 必要 | 不要 |
| 香りの強さ | おだやか | 中程度 | 強め |
| 価格帯 | 手ごろなものが多い | 幅広い | 高めのものが多い |
たとえば、超音波式は加湿器のようにミストが出るのが特徴で、タイマー機能つきの製品も豊富です。
一方、ネブライザー式は水を使わず精油をそのまま拡散するため、しっかり香るぶん精油の消費量は多くなります。
炎の雰囲気を楽しみたいならキャンドル式、安全性や便利さを重視するなら電動タイプを選ぶのが1つの目安です!
キャンドル式が向いている人・向いていない人
キャンドル式ディフューザーは、使用中にそばで過ごせる人や、炎の雰囲気も楽しみたい人に向いています。
なぜなら、火を使う性質上、目を離さずに管理できる環境でこそ安全に楽しめるアイテムだからです。
具体的には、次のように分けられます。
向いている人
- 読書や家事の合間など、そばにいる時間に香りを楽しみたい人
- 電源のない場所でも使いたい人
- 炎のゆらぎを眺める時間が好きな人
- 手ごろな価格でアロマを始めたい人
向いていない人
- 就寝中や外出中も香りを楽しみたい人
- 小さな子どもや好奇心旺盛なペットがいる人
- こまめな水の補充やお手入れを面倒に感じる人
自分の生活スタイルを振り返り、キャンドル式が合っているかを考えてみてください!
火を使わずにアロマを楽しむ代替方法
火の扱いが不安な方は、炎のいらないアロマの楽しみ方を取り入れてみるのもおすすめ。
なぜなら、火災ややけどの心配が少なく、就寝時や外出時にも取り入れやすいからです。
代表的な方法は、以下のとおり。
- 超音波式ディフューザー:タイマー機能つきなら就寝前にも使いやすい
- 電気式アロマポット:電球やヒーターの熱で、キャンドル式に近い使い方ができる
- リードディフューザー:スティックが香りを吸い上げ、置くだけで香る
- アロマストーン:素焼きの石に精油を数滴たらすだけで手軽に楽しめる
- ティッシュやハンカチ:精油を1〜2滴たらし、机に置くだけでもOK(布はシミに注意)
とくにアロマストーンは、電源も火も不要で、デスクやトイレなどの小さな空間に取り入れやすいのが魅力です。
ただし、炎を使わない方法でも、猫などのペットがいる家庭では精油の扱いに注意が必要な点は変わりません。
ライフスタイルや過ごす場所に合わせて、キャンドル式と炎のいらない方法を上手に使い分けてみてください!
まとめ

キャンドル式ディフューザーは、ろうそくの熱で水と精油を温め、炎のゆらぎとともに香りを楽しめるアロマグッズです。
正しい使い方は、「設置する→水を入れる→精油を加える→火をつける→消火して冷ましてから片付ける」の5ステップ。
いずれの手順も難しくありませんが、火と熱を扱う以上、安全への配慮は欠かせません。
とくに、次のポイントは必ず押さえておきましょう。
- 上皿の水がなくなる前に使用を終える
- 使用中は目を離さず、就寝時や外出時は必ず消火する
- 燃えやすい物や子ども・ペットの近くでは使わない
- 精油は少なめから始め、使用時間は1〜2時間程度を目安にする
これからキャンドル式ディフューザーを使う方は、まずは取扱説明書を確認し、短い時間から試してみてください。
そして、火の扱いに不安を感じたときは、超音波式やアロマストーンなど、炎のいらない方法を取り入れるのも1つの選択肢です。
安全に気を配りながら、自分らしい香りのある暮らしを楽しんでみてください!





