アロマを取り入れたオイル美容の始め方|初心者でもわかる選び方・使う順番・注意点

「オイル美容に興味はあるけど、どれを選べばいいのか分からない」。そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。

美容オイルにはさまざまな種類があり、さらにアロマ(精油)を取り入れるとなると、選び方や使い方に迷ってしまうものです。

この記事では、初心者でも失敗しないオイルの選び方や、朝晩の正しい使う順番、注意しておきたいポイントについてお伝えしていきます。あわせて、肌質別のオイル選びや簡単に作れるアロマ美容オイルのレシピもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

アロマを取り入れたオイル美容とは?初心者にもわかる基本と魅力

オイル美容に興味を持ったら、まずは基本的な仕組みから知っておくと安心です。

ここでは「オイル美容」の意味や、アロマを組み合わせることで生まれる違い、そして初心者でも挑戦しやすい理由について、順番にお伝えしていきます。

そもそも「オイル美容」とは?

オイル美容とは、植物由来などのオイルを肌や髪に取り入れて、うるおいを与えたり乾燥を防いだりするスキンケア方法のことです。

化粧水や乳液と同じように、日々のお手入れに取り入れられるアイテムのひとつと考えるとイメージしやすいでしょう。

オイルには保湿だけでなく、肌の表面をなめらかに整える働きも期待できます。そのため、乾燥が気になる季節はもちろん、年間を通して活用している人も少なくありません。

アロマを取り入れると普通のオイル美容と何が違う?

通常のオイル美容と大きく異なるのは、香りによるリラックス効果をあわせて得られる点です。

なぜなら、精油には特有の香り成分が含まれており、香りを感じることで気分の切り替えやリラックスにつながるとされているからです。

つまり、スキンケアをしながら心のケアもできるというのが、アロマを取り入れたオイル美容ならではの魅力といえます。

ただし、精油は原液のまま肌に使うものではないため、扱い方には注意が必要です。詳しい注意点については、後ほどあらためてお伝えしていきます。

初心者でもオイル美容を始めやすい理由

「オイル美容は上級者向け」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際はそうとも限りません。

というのも、最近では初心者向けに扱いやすいテクスチャーや香りに調整された美容オイルが数多く販売されているからです。

また、使い方自体もシンプルで、いつものスキンケアに数滴プラスするだけで取り入れられます。難しい工程が必要ないからこそ、気軽にチャレンジしやすいのです。

初心者は何を選ぶ?美容オイル・キャリアオイル・精油の違いと選び方

オイル美容を始めるにあたって、まず整理しておきたいのが言葉の違いです。

「美容オイル」「キャリアオイル」「精油」は似ているようで役割が異なるため、それぞれの特徴を知っておくと選びやすくなります。

美容オイルとキャリアオイルの違い

美容オイルとは、肌にそのまま使うことを目的として作られたオイルのことです。

一方で、キャリアオイルは精油を薄めるためのベースとして使われるオイルを指します。

たとえば、精油をキャリアオイルで希釈すれば、自分だけのオリジナル美容オイルを作ることも可能です。このように、目的によって使い分けられている点を押さえておきましょう。

精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い

精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の花や葉、果皮などから香り成分を抽出した、天然由来の濃縮液のことです。

これに対してアロマオイルは、合成香料が使われているケースもあり、必ずしも植物由来とは限りません。

したがって、肌への使用を前提とする場合は、成分表示をよく確認したうえで選ぶことが大切です。パッケージに「100%天然精油」といった記載があるかどうかも、判断材料のひとつになります。

初心者が最初に選びやすい美容オイル3選

数ある美容オイルの中でも、初心者が扱いやすいとされるものをいくつかご紹介していきます。

ホホバオイル

まずおすすめしたいのがホホバオイルです。

人の皮脂に近い成分構造を持つといわれており、肌になじみやすいのが特徴。ベタつきが苦手な方にも取り入れやすいオイルです。

アルガンオイル

続いてご紹介するのがアルガンオイルです。

栄養価が高いことで知られており、乾燥が気になる方から人気を集めています。伸びが良く、少量でもしっかりうるおいを感じやすい点も魅力です。

スクワランオイル

最後にご紹介するのがスクワランオイルです。

低刺激性で、幅広い肌質の方に使いやすいとされています。無色透明でにおいも少ないため、香り付きのオイルが苦手な方にも向いています。

精油を取り入れるなら何を基準に選ぶ?

精油を選ぶときは、香りの好みだけでなく品質面もあわせて確認しておきたいところです。

具体的には、原産国や抽出方法、成分分析表の有無などをチェックすると安心につながります。

また、初めて精油を取り入れる場合は、ラベンダーやカモミールなど、比較的穏やかな香りから試してみることをおすすめします。

肌質や使用目的に合わせてオイルを選ぶ

オイル選びで失敗しないためには、自分の肌質や目的を明確にしておくことも欠かせません。

乾燥を防ぎたいのか、ベタつきを抑えたいのか、それとも香りによるリラックスを重視したいのか。目的によって適したオイルは変わってきます。

このあたりについては、後ほど肌質・目的別に詳しくお伝えしていきますので、あわせて参考にしてみてください。

オイル美容の始め方|初心者がまず揃えたいものと基本の3ステップ

ここからは、実際にオイル美容を始める際の具体的な手順についてお伝えしていきます。

いきなりたくさんのアイテムを揃える必要はありません。まずは基本の3ステップから見ていきましょう!

ステップ1|まずは美容オイル1本から始める

はじめの一歩としておすすめなのが、精油を使わずに美容オイル1本から試してみる方法です。

なぜなら、いきなり複数のアイテムを組み合わせると、肌に合わなかった場合に原因が特定しにくくなるからです。

まずは自分の肌質に合いそうなオイルを1本選び、数週間ほど様子を見ながら使ってみるとよいでしょう。

ステップ2|少量から肌になじませて使用感を確かめる

美容オイルを使う際は、いきなり多めに使うのではなく、少量からスタートするのがポイントです。

1〜2滴を手のひらに広げ、顔全体に薄くのばすようにしてなじませてみてください。

使用感に問題がなければ、徐々に量を調整していくと、自分にとってちょうどいい使い方が見えてきます。

ステップ3|慣れてきたら精油を取り入れてアロマ美容を楽しむ

美容オイルの使用に慣れてきたら、次のステップとして精油を取り入れてみるのもひとつの方法です。

キャリアオイルに精油を数滴加えるだけで、香り付きのオリジナルオイルを楽しめるようになります。

ただし、精油の希釈濃度には目安があるため、次の章でお伝えする注意点もあわせて確認しておきましょう。

初心者が最初からたくさんのオイルを揃える必要はない

「せっかく始めるなら」と、最初から何本もオイルを揃えたくなる気持ちも分かります。

しかし、まずは1〜2種類のオイルでしっかり肌なじみを確かめることの方が大切です。

種類を増やすのは、自分に合うオイルの傾向がつかめてからでも遅くはありません。焦らずステップを踏んでいくことをおすすめします。

美容オイルはいつ・何滴使う?朝夜のスキンケア順と正しい使い方

美容オイルは、使うタイミングや順番によって得られる効果が変わってきます。

ここでは、朝と夜、それぞれのスキンケアにおける取り入れ方についてお伝えしていきます。

基本は少量から|初心者が覚えておきたい使用量

美容オイルの基本的な使用量は、1回あたり1〜3滴程度が目安です。

多く使えばうるおいが増すというわけではなく、かえってベタつきの原因になることもあります。

そのため、まずは少なめの量から試し、肌の様子を見ながら調整していくのがポイントです。

化粧水の前に使う「ブースター」としての取り入れ方

オイルを化粧水の前に使う方法は、「ブースターオイル」と呼ばれる取り入れ方です。

洗顔後の肌にオイルをなじませることで、その後に使う化粧水の浸透をサポートする役割が期待できます。

乾燥が気になる方や、スキンケアの効果をより実感したい方に向いている使い方といえるでしょう。

スキンケアの最後に使って乾燥を防ぐ取り入れ方

一方で、乳液やクリームの後、スキンケアの最後にオイルを使う方法もあります。

こちらは、うるおいを閉じ込めてフタをするようなイメージの使い方です。

特に空気が乾燥しやすい季節には、この使い方を選ぶ人が増える傾向にあります。

朝のオイル美容の基本的な使い方

朝は、メイク前の肌を整える目的でオイルを取り入れる人が多い時間帯です。

洗顔後、化粧水で肌を整えたあとに少量のオイルをなじませると、メイクのりが良くなりやすいとされています。

ただし、油分の多いオイルを厚く塗ってしまうと、メイクが崩れやすくなることもあるため、量には気をつけてみてください。

夜のオイル美容の基本的な使い方

夜は、日中受けた乾燥や刺激をケアする目的でオイルを使うのがおすすめです。

いつものスキンケアの最後にオイルを取り入れることで、寝ている間の乾燥対策につながります。

さらに、香り付きのオイルであれば、リラックスしながら1日を締めくくれるのも夜ならではの楽しみ方です。

顔だけでなく髪やボディにも活用できる

美容オイルは、顔だけでなく髪やボディケアにも活用できるアイテムです。

たとえば、毛先に少量なじませればパサつきを抑えるヘアオイルとして、また、お風呂上がりのボディに使えば全身の乾燥対策としても役立ちます。

このように、1本で幅広く使い回せる点も、オイル美容が支持されている理由のひとつといえるでしょう。

初心者が失敗しないために知っておきたいアロマオイル美容の注意点

オイル美容やアロマを楽しむうえで、事前に知っておきたい注意点がいくつかあります。

肌トラブルを避けるためにも、以下のポイントはしっかり押さえておきましょう!

精油を原液のまま肌につけない

精油は非常に濃縮された成分であるため、原液のまま肌につけるのは避けてみてください。

なぜなら、原液は刺激が強く、肌トラブルの原因になりやすいからです。

必ずキャリアオイルなどで希釈したうえで、適切な濃度に調整してから使うようにしましょう。

顔に使う場合は特に精油の濃度に注意する

顔の肌は体に比べてデリケートな部分です。

そのため、顔に使用する場合は、体に使うときよりもさらに低い濃度で希釈することが推奨されています。

一般的には0.5〜1%程度が目安とされていますが、製品によって基準が異なることもあるため、パッケージの表示もあわせて確認してみてください。

初めて使うオイルは少量から試す

新しいオイルを使い始めるときは、いきなり顔全体に使うのではなく、少量から試すことが大切です。

具体的には、二の腕の内側など目立たない部分に少量つけて、24〜48時間ほど様子を見る方法があります。

これはパッチテストと呼ばれる方法で、肌に合うかどうかを事前に確認する手段として広く知られています。

肌に刺激や異常を感じたら使用を中止する

オイルを使っている最中に、赤みやかゆみなどの異常を感じた場合は、すぐに使用を中止してみてください。

肌に異変が出ているのに使い続けてしまうと、症状が悪化してしまう可能性もあります。

症状が続くようであれば、早めに皮膚科など専門機関へ相談することをおすすめします。

精油の種類ごとの注意事項を確認してから使う

精油には、種類によって注意すべきポイントが異なります。

たとえば、柑橘系の精油の中には、使用後に紫外線を浴びると肌に影響が出やすいとされる光毒性を持つものもあります。

そのため、使いたい精油が決まったら、その精油特有の注意事項を事前に確認しておくと安心です。

妊娠中・子ども・持病がある場合などは使用前に確認する

妊娠中の方や小さなお子様、持病をお持ちの方がアロマを取り入れる場合は、特に慎重な判断が求められます。

精油の中には、体調や体質によって使用を控えた方がよいとされる種類もあるからです。

不安な場合は自己判断で使用せず、医師や専門家に相談したうえで取り入れるようにしましょう。

オイルの酸化を防ぐため保存方法にも気をつける

オイルは時間の経過とともに酸化が進み、品質が変化していく性質を持っています。

そのため、直射日光や高温多湿を避け、なるべく涼しく暗い場所で保管することが大切です。

また、開封後はできるだけ早めに使い切ることも、品質を保つうえで意識しておきたいポイントです。

もっと楽しみたい人へ|肌質・目的別のオイル選びと簡単アロマ美容レシピ

基本を押さえたら、次は自分の肌質や目的に合わせてオイル選びを楽しんでいきましょう。

ここでは、タイプ別のオイル選びのヒントと、初心者でも作りやすいアロマ美容オイルのレシピをご紹介していきます。

乾燥が気になる人のオイル選び

乾燥が気になる方には、栄養価が高く、しっとりとした使用感のオイルが向いています。

アルガンオイルやローズヒップオイルなどは、乾燥ケアを意識したいときの選択肢として挙げられることが多いオイルです。

香りをプラスしたい場合は、保湿ケアとの相性がよいとされるゼラニウムなどの精油を少量取り入れてみるのもひとつの方法です。

ベタつきが苦手な人のオイル選び

ベタつきが気になる方には、さらっとした使い心地のオイルを選ぶことをおすすめします。

ホホバオイルやスクワランオイルは、比較的軽いテクスチャーで、肌なじみの良さに定評があります。

使用量を少なめに調整することも、ベタつきを抑えるうえで効果的なポイントです。

年齢に応じたスキンケアに取り入れたい人のオイル選び

年齢を重ねる中で肌の変化を感じ始めた方には、栄養価の高いオイルを取り入れる人が多い傾向にあります。

たとえば、ローズヒップオイルやアルガンオイルは、ハリやうるおいを意識したケアに人気の高いオイルです。

香り面では、フランキンセンスなど、落ち着いた印象の精油を組み合わせる人も多く見られます。

初心者でも作りやすいアロマ美容オイルの基本レシピ

ここで、初心者でも挑戦しやすい基本のアロマ美容オイルレシピをご紹介していきます。

キャリアオイル30mlに対して、精油を6滴ほど加えるのが、顔用オイルとしての一般的な目安です。

作った後は遮光瓶に入れ、よく振ってから使うようにしてみてください。慣れてきたら、香りの組み合わせを変えてアレンジを楽しむこともできます。

市販の美容オイルと手作りオイルはどちらが初心者向き?

「最初は市販品と手作り、どちらから始めるべき?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、初心者にはまず市販の美容オイルから始めることをおすすめします。

というのも、市販品はあらかじめ濃度や配合が調整されているため、初めての方でも安心して使いやすいからです。手作りは、基本の使い方に慣れてから挑戦しても遅くはありません。

オイル美容を無理なく毎日のスキンケアに続けるコツ

オイル美容を長く続けるコツは、完璧を目指しすぎないことです。

毎日欠かさず使おうとすると、かえって負担に感じてしまうこともあるかもしれません。

まずは週に数回など、無理のないペースから始めて、少しずつ習慣にしていくことをおすすめします。自分のペースで、心地よく続けられる形を見つけてみてください!

まとめ

ここまで、アロマを取り入れたオイル美容の始め方についてお伝えしてきました。

初心者は、まず美容オイル1本から少量で試し、肌になじんできたら精油を取り入れていくというステップを踏むことが大切です。

その際は、原液での使用を避けることや、濃度・保存方法に気をつけることなど、いくつかの注意点を守る必要があります。

自分の肌質や目的に合ったオイルを選びながら、無理のないペースでオイル美容を取り入れて、香りとうるおいのある心地よいスキンケア習慣を育てていってみてください。