エッセンシャルオイルの相性が良い組み合わせ一覧!おすすめブレンドと配合のコツ

「エッセンシャルオイルを組み合わせてみたいけど、どれとどれを混ぜればいいの?」

そんな疑問を抱えたまま、ブレンドに踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

精油は単体でも香りを楽しめますが、相性の良いものを組み合わせると、ひとつでは出せない奥行きが生まれます。
とはいえ、選び方を間違えると「なんだか好きになれない香り」になってしまうことも。

この記事では、相性の良い精油の組み合わせを一覧にまとめました。
さらに、シーン別のブレンドレシピや配合比率のコツ、失敗しないための注意点もあわせてお伝えしていきます。

自分好みのオリジナルブレンドを見つけるために、ぜひ最後まで読んでみてください!

エッセンシャルオイルの相性が良い組み合わせ一覧表【精油別の早見表】

はじめに、代表的なエッセンシャルオイル(精油)と相性の良い組み合わせを早見表にまとめました。
気になる精油を見つけたら、右の列から合わせる香りを選んでみてください。

精油 香りの系統 相性の良い精油
ラベンダー フローラル系 オレンジ・スイート、ベルガモット、ゼラニウム、ローズマリー、シダーウッド
ゼラニウム フローラル系 ベルガモット、グレープフルーツ、ラベンダー、フランキンセンス
オレンジ・スイート 柑橘系 ラベンダー、イランイラン、フランキンセンス、シダーウッド
レモン 柑橘系 ペパーミント、ローズマリー、ユーカリ、ゼラニウム
ベルガモット 柑橘系 ラベンダー、ゼラニウム、イランイラン、フランキンセンス
ペパーミント ハーブ系 レモン、グレープフルーツ、ユーカリ、ローズマリー
ローズマリー ハーブ系 レモン、ペパーミント、ラベンダー、シダーウッド
ヒノキ 樹木系 ユズ、オレンジ・スイート、ラベンダー、ローズマリー
シダーウッド 樹木系 ベルガモット、オレンジ・スイート、ラベンダー、フランキンセンス
フランキンセンス 樹脂系 オレンジ・スイート、ベルガモット、ラベンダー、サンダルウッド
イランイラン エキゾチック系 ベルガモット、オレンジ・スイート、ラベンダー、サンダルウッド

なお、ここで挙げたのは、一般的に「なじみやすい」とされる組み合わせです。
香りの感じ方には個人差があるので、実際に試しながら自分にとっての心地よさを確かめることも大切になります。

続いて、系統ごとにおすすめの組み合わせを詳しくご紹介していきます!

ラベンダー・ゼラニウムなどフローラル系精油と相性の良い組み合わせ

フローラル系の精油は、柑橘系や樹木系と組み合わせると、ほどよくまとまった香りに仕上がります。

なぜなら、花の甘さに柑橘の軽やかさや木の落ち着きが加わることで、香りの印象が一方に偏りにくくなるからです。

具体的には、次のような組み合わせが定番。

・ラベンダー × オレンジ・スイート:やさしい甘さと明るさが重なる、親しみやすい香り
・ラベンダー × シダーウッド:穏やかで落ち着いた雰囲気の香り
・ゼラニウム × ベルガモット:華やかさの中に爽やかさを感じる香り
・ゼラニウム × グレープフルーツ:みずみずしく軽やかな香り

特にラベンダーはクセが少なく、多くの精油と合わせやすいのが魅力です。
ブレンドに慣れていない方は、まずはラベンダーを軸にして組み合わせを考えてみてください!

オレンジ・レモン・ベルガモットなど柑橘系精油と相性の良い組み合わせ

柑橘系は、ほぼすべての系統と合わせやすい「万能タイプ」の精油です。

というのも、明るく軽やかな香りが他の精油の個性を引き立て、ブレンド全体に親しみやすさを添えてくれるため。

たとえば、以下の組み合わせはとくに人気があります。

・オレンジ・スイート × イランイラン:甘く華やかで、まろやかな香り
・レモン × ペパーミント:シャープで清涼感のある香り
・レモン × ローズマリー:すっきりと澄んだハーブ調の香り
・ベルガモット × フランキンセンス:上品で落ち着きのある香り

一方で、柑橘系は揮発しやすく、香りが早く飛んでしまうのが難点。
そのため、樹木系や樹脂系と組み合わせて、香りの持ちを補ってみるのもおすすめです!

ペパーミント・ローズマリーなどハーブ系精油と相性の良い組み合わせ

ハーブ系の精油は、柑橘系や樹木系と組み合わせると、爽やかさが際立つブレンドになります。

なぜなら、ハーブ特有の青々しさに柑橘の明るさや木のぬくもりが重なり、すっきりとしつつも角のない香りに整うからです。

代表的な組み合わせはこちら。

・ペパーミント × レモン:清涼感が際立つ、キリッとした香り
・ペパーミント × ユーカリ:鼻に抜けるようなクールな香り
・ローズマリー × シダーウッド:凛とした深みのある香り
・ローズマリー × ラベンダー:やわらかさと爽快感が調和した香り

ただし、ペパーミントは香りが強く、少量でもブレンド全体の印象を左右します。
ほかの精油より滴数を控えめにして、少しずつバランスを調整してみてください!

ヒノキ・シダーウッドなど樹木系精油と相性の良い組み合わせ

樹木系の精油は、柑橘系やハーブ系と合わせることで、森林を思わせる清々しいブレンドに仕上がります。

ウッディな香りに軽やかさがプラスされ、重くなりすぎないのが特徴です。

おすすめの組み合わせを挙げてみると、次のとおり。

・ヒノキ × ユズ:和の趣を感じる、すっきりとした香り
・ヒノキ × ラベンダー:穏やかでやわらかな香り
・シダーウッド × オレンジ・スイート:温かみと明るさをあわせ持つ香り
・シダーウッド × ベルガモット:洗練された落ち着きのある香り

ちなみに、ヒノキやユズといった和精油同士の組み合わせは、日本人にとってなじみ深い香りになりやすいといわれています。
和の香りが好きな方は、ぜひ試してみてください!

フランキンセンス・イランイランなど個性的な香りの精油と相性の良い組み合わせ

フランキンセンスやイランイランのように個性の強い精油は、柑橘系と組み合わせると扱いやすくなります。

なぜなら、柑橘のさっぱりとした香りが、濃厚さや重さをほどよく和らげてくれるからです。

例えば、次のような組み合わせがおすすめ。

・フランキンセンス × オレンジ・スイート:深みと明るさが調和した香り
・フランキンセンス × ラベンダー:静かで落ち着いた雰囲気の香り
・イランイラン × ベルガモット:甘さの中に爽やかさがある、華やかな香り
・イランイラン × サンダルウッド:濃密でエキゾチックな香り

なかでもイランイランは甘さがとても強く、入れすぎるとブレンドが重たくなってしまいます。
最初は1滴から加えて、様子を見ながら調整することが大切です!

エッセンシャルオイルの相性を決める7つの香りの系統と組み合わせの法則

精油同士の相性は、「香りの系統」を知るとぐっと判断しやすくなります。
ここでは、系統の分け方と組み合わせの基本的な法則をお伝えしていきます!

エッセンシャルオイルの香りを7系統に分類する方法

エッセンシャルオイルは、香りの特徴によって大きく7つの系統に分けられます。

それぞれの系統と代表的な精油は、以下のとおり。

・柑橘系(シトラス):オレンジ・スイート、レモン、ベルガモット、グレープフルーツ、ユズなど
・フローラル系:ラベンダー、ゼラニウム、ローズ、ネロリなど
・ハーブ系:ペパーミント、ローズマリー、クラリセージ、マジョラムなど
・樹木系(ウッディ):ヒノキ、シダーウッド、ティーツリー、ユーカリなど
・スパイス系:ブラックペッパー、シナモン、ジンジャー、カルダモンなど
・樹脂系(レジン):フランキンセンス、ミルラ、ベンゾインなど
・エキゾチック系(オリエンタル):イランイラン、サンダルウッド、パチュリ、ベチバーなど

なお、分類の仕方は書籍やブランドによって多少異なります。

このように、手持ちの精油がどの系統に属するかを把握しておくことが、上手な組み合わせへの第一歩です!

同じ系統や相性の良い系統を組み合わせる基本ルール

精油選びに迷ったら、「同じ系統同士」か「性質の近い系統同士」を組み合わせるのが基本になります。

なぜなら、香りの性質が近いもの同士は互いになじみやすく、ちぐはぐな印象になりにくいからです。

例えば、オレンジ・スイートとレモンのように柑橘系同士を合わせると、爽やかさが一層引き立ちます。
また、ラベンダー(フローラル系)とイランイラン(エキゾチック系)のように、近い系統を組み合わせる方法も有効。

さらに、柑橘系はどの系統とも比較的なじみやすいため、迷ったときの「つなぎ役」として重宝します。

まずはこのルールを意識するだけでも、ブレンドの失敗はぐっと減らせるはずです!

香りの相性チャートを使って組み合わせを見つける方法

より多くの組み合わせを見つけたいときは、「香りの相性チャート」を活用するのがおすすめです。

香りの相性チャートとは、7つの系統を円形に並べ、相性の良さを位置関係で示した図のこと。
隣り合う系統ほどなじみやすく、離れた系統ほど個性がぶつかりやすいとされています。

一般的なチャートでは、次のような順番で系統が並んでいます。

柑橘系 → フローラル系 → エキゾチック系 → 樹脂系 → スパイス系 → 樹木系 → ハーブ系 →(柑橘系に戻る)

つまり、樹木系であれば、隣にあるスパイス系やハーブ系と合わせやすいということ。

ただし、チャートは書籍やブランドによって並びが少し異なるので、あくまで目安として使ってみてください!

【目的・シーン別】エッセンシャルオイルのおすすめブレンドレシピ

ここからは、シーンに合わせたおすすめのブレンドレシピをご紹介していきます。

滴数はアロマディフューザーやアロマストーンで使う場合の目安です。
機器によって適量は変わるため、説明書もあわせて確認してみてください。

なお、ここでお伝えするのは香りを楽しむためのレシピであり、心身への作用を目的としたものではありません。
その日の気分に合わせて、気軽に取り入れてみてください!

就寝前のリラックスタイムにおすすめの組み合わせ

就寝前のゆったりした時間には、ラベンダーを中心に、甘く穏やかな香りを組み合わせるのがおすすめです。

なぜなら、やわらかな香りは主張が強すぎず、1日の終わりの静かな時間になじみやすいからです。

【レシピ例】
・ラベンダー2滴 + オレンジ・スイート1滴:やさしく甘い、ほっとする香り
・ラベンダー2滴 + シダーウッド1滴:落ち着いた雰囲気の、深みのある香り

ちなみに、香りが強すぎると眠る前にかえって気になってしまうことも。
タイマー機能を使ったり、滴数を少なめにしたりして、心地よい強さに調整してみてください!

朝のリフレッシュにおすすめの組み合わせ

朝の身支度の時間には、柑橘系とハーブ系を組み合わせた爽やかなブレンドが向いています。

というのも、明るくはじけるような柑橘の香りと、すっと抜けるハーブの香りは、1日の始まりの空気によくなじむため。

【レシピ例】
・グレープフルーツ2滴 + ペパーミント1滴:みずみずしく爽快な香り
・レモン2滴 + ローズマリー1滴:すっきりと澄んだ香り

特にペパーミントは香りが強いので、1滴でも十分に存在感があります。
朝の気分に合わせて、柑橘の割合を増やしたり減らしたりしてみてください!

仕事や勉強中におすすめのすっきりした香りの組み合わせ

デスクワークや勉強の時間には、ハーブ系や樹木系を軸にした、すっきりとした香りの組み合わせがおすすめ。

なぜなら、甘さを抑えたクリアな香りは、作業空間の雰囲気を邪魔しにくいからです。

【レシピ例】
・ローズマリー2滴 + レモン1滴:シャープで清々しい香り
・ペパーミント1滴 + ユーカリ1滴 + レモン1滴:クールで透明感のある香り

ただし、長時間香らせ続けると、香りに慣れて感じにくくなる場合があります。
ときどき換気をしながら、休憩のタイミングで香りを切り替えてみるのもひとつの方法です!

気分転換したいときにおすすめの組み合わせ

気分を切り替えたいときは、フローラル系と柑橘系を合わせた、華やかで明るいブレンドを選んでみてください。

甘さと爽やかさがバランス良く重なり、いつもと違う雰囲気を楽しめます。

【レシピ例】
・ベルガモット2滴 + ゼラニウム1滴:華やかさと軽やかさをあわせ持つ香り
・グレープフルーツ2滴 + ラベンダー1滴:フレッシュでやわらかな香り

また、普段あまり使わない精油を1滴だけ加えてみると、香りの印象ががらりと変わります。
新しい組み合わせを発見するきっかけにもなるので、ぜひ遊び心を持って試してみてください!

来客時やお部屋の芳香におすすめの組み合わせ

来客時のお部屋には、誰にとってもなじみやすい柑橘系や樹木系をベースにした、控えめなブレンドが適しています。

なぜなら、香りの好みは人によって大きく異なり、個性の強い香りは苦手に感じる方もいるからです。

【レシピ例】
・オレンジ・スイート2滴 + ヒノキ1滴:明るさと清潔感のある香り
・ベルガモット2滴 + フランキンセンス1滴:上品で落ち着いた香り

さらに、お客さまが到着する少し前に香らせておけば、強すぎず自然な空気感を演出できます。
妊娠中の方や小さなお子さま、ペット連れの来客がある場合は、香らせるかどうかを事前に配慮してみてください!

エッセンシャルオイルを上手に組み合わせる配合比率とブレンドのコツ

相性の良い精油を選んでも、配合のバランス次第で香りの印象は大きく変わります。
ここでは、初心者でも取り入れやすい配合比率とブレンドのコツをお伝えしていきます!

初心者は2種類の精油を組み合わせることから始めよう

初めてブレンドするなら、2種類の精油からスタートするのがおすすめです。

なぜなら、種類が少ないほうがそれぞれの香りの特徴をつかみやすく、比率による変化も分かりやすいからです。

例えば、ラベンダーとオレンジ・スイートを、まずは1滴ずつ合わせてみてください。
次に、ラベンダーを2滴に増やして比べてみると、同じ組み合わせでも香りの印象が変わることに気づけます。

このように、2種類のブレンドで「比率による違い」を体感しておくと、その後のブレンドがぐっとスムーズになります!

相性の良い精油を何滴ずつ混ぜる?基本の配合比率

2種類をブレンドする場合、基本の配合比率は「1:1」または「2:1」です。

1:1は両方の香りを均等に楽しみたいときの比率。
一方で2:1は、片方を「主役」、もう片方を「脇役」として香りに方向性を持たせたいときに向いています。

具体的には、合計3滴なら主役2滴と脇役1滴、合計5滴なら主役3滴と脇役2滴が目安になります。

ただし、ペパーミントやイランイランのように香りの強い精油は、脇役に回して割合を少なめにするのがポイント。
迷ったときは、香りのやさしい精油を主役にしてみてください!

3種類以上の精油をバランス良く組み合わせる方法

3種類以上をブレンドするときは、「主役・脇役・アクセント」の役割を決めると、香りがまとまりやすくなります。

というのも、すべての精油を同じ量ずつ混ぜると、どの香りも主張し合ってぼんやりした印象になりがちなため。

例えば、ラベンダー3滴(主役)、オレンジ・スイート2滴(脇役)、シダーウッド1滴(アクセント)という配分が一例です。

また、一度に全部を混ぜるのではなく、2種類のブレンドを作ってから3種類目を1滴ずつ足していく方法も効果的。

香りの変化を確かめながら少しずつ加えていけば、大きな失敗は防げるはずです!

トップ・ミドル・ベースノートを意識した香りの作り方

精油は、香りの揮発する速さによって「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」の3つに分けられます。

・トップノート:最初に香り立ち、早く消えていく香り(柑橘系、ペパーミント、ユーカリなど)
・ミドルノート:ブレンドの中心となる香り(ラベンダー、ゼラニウム、ローズマリーなど)
・ベースノート:ゆっくり香り、長く残る香り(サンダルウッド、シダーウッド、パチュリなど)

これらを組み合わせると、時間とともに香りが移り変わる、奥行きのあるブレンドに仕上がります。
たとえば合計10滴なら、トップ3滴・ミドル5滴・ベース2滴といった配分がひとつの目安。

このように、ノートを意識してブレンドすれば、香りの変化まで楽しめるようになります!

香りの強さを調整してブレンドを成功させるコツ

ブレンドを成功させるには、精油ごとの「香りの強さ」の違いを意識することが欠かせません。

なぜなら、同じ1滴でも精油によって香りの広がり方が大きく異なり、強い精油に全体が引っ張られてしまうからです。

具体的には、次のようなコツを取り入れてみてください。

・香りの強い精油(ペパーミント、イランイラン、パチュリ、シナモンなど)は1滴から加える
・香りのやさしい精油(オレンジ・スイート、ラベンダーなど)をベースにする
・ブレンド直後だけで判断せず、少し時間をおいてから香りを確かめる
・部屋の広さに合わせて、全体の滴数を調整する

つまり、「少しずつ足して、時間をおいて確かめる」ことが、香りの強さをコントロールする一番の近道です!

エッセンシャルオイルの相性が悪い組み合わせと失敗しないための注意点

組み合わせ次第では、思っていたのと違う香りになってしまうこともあります。
ここでは、相性が悪く感じられやすい組み合わせの特徴や、失敗しないための注意点をお伝えしていきます!

香りの相性が悪く感じられやすい組み合わせの特徴

香りの相性が悪く感じられやすいのは、主に次のような組み合わせです。

・香りの強い精油同士の組み合わせ
・相性チャート上で離れた位置にある系統同士の組み合わせ
・一度に多くの種類を混ぜた組み合わせ

例えば、ペパーミントの強い清涼感とイランイランの濃厚な甘さは、互いの個性がぶつかりやすい組み合わせ。
また、5種類以上を一度に混ぜると、香りの輪郭がぼやけてしまう場合があります。

とはいえ、配合比率を工夫すれば、意外な組み合わせが調和することも少なくありません。
「相性が悪い」と決めつけず、少量から試してみるのもおすすめです!

ブレンドした香りが強すぎる・好みに合わないときの対処法

ブレンドした香りが強すぎたり、好みに合わなかったりしたときは、慌てずに調整してみてください。

一度混ぜた精油は元に戻せませんが、次のような方法で印象を和らげられます。

・オレンジ・スイートなどのやさしい柑橘系を少し足して、香りを軽くする
・数時間〜1日ほど置いて、香りがなじむのを待つ
・ディフューザーやアロマストーンで使う滴数を減らす
・部屋を換気して、香りの濃さをリセットする

それでも好みに合わない場合は、香りが穏やかな精油を加えて、別のブレンドとして作り直すのもひとつの手。

失敗も次のブレンドに活かせる経験なので、気軽に調整を楽しんでみてください!

精油を組み合わせる際に知っておきたい安全上の注意点

精油は植物から抽出された成分が凝縮されたものなので、安全に使うためのルールを必ず守りましょう。

なお、日本では精油は「雑貨」として扱われており、医薬品ではありません。

特に注意したいポイントは、以下のとおりです。

・原液を直接肌につけない(肌に使う場合はキャリアオイルで希釈し、ボディ用は1%以下が目安)
・精油を飲んだり、目や粘膜に触れさせたりしない
・ベルガモットやレモン、グレープフルーツなどの一部の柑橘系は、肌に使ったあと日光に当たると刺激を感じる場合がある
・妊娠中の方や持病のある方、乳幼児や高齢者が使う場合は、事前に医師や専門家に相談する
・猫などのペットがいる環境では、使用を控えるか獣医師に相談する
・精油は引火性があるため、火のそばで扱わない

また、使用中に気分が悪くなったり肌に異常を感じたりしたときは、すぐに使用を中止しましょう!

初心者がやりがちなブレンドの失敗例と改善方法

ブレンドに慣れないうちは、誰でも失敗を経験するものです。
ただ、よくある失敗のパターンを知っておけば、事前に防げるケースも多くあります。

【失敗例1】いきなり多くの種類を混ぜてしまう
→改善方法:まずは2種類から始めて、慣れてきたら1種類ずつ増やす

【失敗例2】最初から大量にブレンドしてしまう
→改善方法:試香紙や少量のブレンドで香りを確かめてから、必要な量を作る

【失敗例3】配合比率をメモしていない
→改善方法:使った精油と滴数を記録して、気に入った香りを再現できるようにする

【失敗例4】香りの強い精油を多く入れてしまう
→改善方法:強い精油は1滴から加え、様子を見ながら調整する

以上のように、「少量から試す」「記録を残す」の2つを意識するだけで、ブレンドの成功率はぐっと上がります!

自分好みのエッセンシャルオイルブレンドを作る方法と保存・活用のポイント

最後に、自分だけのオリジナルブレンドを作る方法と、上手な保存・活用のポイントをご紹介していきます。
お気に入りの香りを長く楽しむために、ぜひ参考にしてみてください!

好きな香りをベースにオリジナルブレンドを作る手順

オリジナルブレンドを作るなら、「好きな香り」を出発点にするのが一番の近道です。

なぜなら、自分が心地よいと感じる香りを軸にすれば、完成したブレンドも好みから大きく外れにくいからです。

具体的な手順は、次のとおり。

  1. 好きな精油を1つ選んで「主役」に決める
  2. 早見表や相性チャートを参考に、相性の良い精油を1〜2種類選ぶ
  3. 試香紙で香りの組み合わせを確かめる
  4. 少量(合計3〜5滴程度)でブレンドしてみる
  5. 使った精油と滴数をメモしておく

このステップを繰り返すうちに、自分好みの組み合わせが少しずつ見えてきます。
ぜひ、香りを探す過程そのものを楽しんでみてください!

試香紙を使って香りのバランスを確認する方法

試香紙とは、香りを確かめるために使う細長い紙のことです。
ムエットとも呼ばれ、精油を実際に混ぜる前にブレンド後の香りをシミュレーションできます。

使い方は、以下の流れが基本。

  1. 精油ごとに試香紙を用意し、それぞれ名前を書いておく
  2. 各試香紙の先端に、精油を1滴ずつ垂らす
  3. 試香紙を重ねて持ち、鼻から少し離して軽く扇ぎながら香りを確かめる

例えば「2:1」の比率を試したいときは、主役の精油を垂らした試香紙を2本、脇役を1本用意します。
こうすれば、精油を無駄にせずに配合比率の違いを比べられます。

さらに、数分後や数十分後にも香りを確かめると、時間による変化まで把握できるのでおすすめです!

ブレンドした精油の適切な保存方法と使用期限の目安

ブレンドした精油は、光や熱、空気に触れると品質が変わりやすいため、保存方法に気を配ることが大切です。

保存するときは、次のポイントを押さえてみてください。

・遮光性のあるガラス瓶に入れる
・直射日光や高温多湿を避け、冷暗所で保管する
・使用後はキャップをしっかり閉める
・子どもやペットの手が届かない場所に置く
・ラベルにブレンド内容と作った日付を書いておく

使用期限の目安としては、開封後の精油はおよそ1年、柑橘系は半年程度とされています。
なお、ブレンドした原液は、使った精油のうち期限の短いものに合わせて使い切るのが安心。

キャリアオイルで希釈したブレンドオイルの場合は、1か月程度を目安に使い切ってみてください!

アロマディフューザーやアロマストーンでの活用方法

完成したブレンドは、アロマディフューザーやアロマストーンを使うと手軽に楽しめます。

アロマディフューザーは、広い空間に香りを行き渡らせたいときにぴったりのアイテムです。
水に精油を垂らして使う超音波式や、原液をそのまま拡散するネブライザー式など、さまざまなタイプがあります。

ただし、粘度の高い樹脂系の精油などは、機種によって故障の原因になる場合も。
使用前には、必ず製品の説明書を確認しましょう。

一方で、アロマストーンは電気や火を使わずに、精油を1〜3滴垂らすだけで香りを楽しめます。
デスクや枕元など、身近なスペースで控えめに香らせたいときに便利なアイテム。

このように、香らせたい場所や広さに合わせて使い分ければ、ブレンドの楽しみ方がぐっと広がります!

まとめ

エッセンシャルオイルの相性を見極めるポイントは、「香りの系統」を知ることです。

同じ系統や近い系統の精油を組み合わせれば、香りは自然とまとまりやすくなります。
特に柑橘系はどの系統ともなじみやすく、迷ったときの頼れるつなぎ役。

また、配合比率は「1:1」か「2:1」を基本に、香りの強い精油は1滴から加えるのが失敗しないコツです。
慣れてきたら、トップ・ミドル・ベースノートを意識して、時間とともに変化する香りも楽しんでみてください。

ブレンドに正解はなく、自分が「心地よい」と感じる香りこそが一番の組み合わせになります。

まずは今回ご紹介した早見表やレシピを参考に、手持ちの精油2種類から気軽に試してみてください。
安全上の注意点を守りながら、あなただけのお気に入りのブレンドを見つけてみてください!